2007年07月12日
コンテンツ番号9755
第57回“社会を明るくする運動“
(2007.7.12)
第57回“社会を明るくする運動”(北秋田市実施本部長=岸部市長)の集会・街頭パレードが7月12日、鷹巣地区で開かれ、市内の関係機関・団体から合わせて約200人が参加し、犯罪や非行のない明るい社会づくりを築こうと決意を新たにしました。
この運動は、昭和24年、貧困による少年の非行が社会問題となっていた状況に心を痛めた東京・銀座商店街の人たちが、犯罪や非行の予防を広く訴える「銀座フェアー」を開催。この活動をきっかけとして、昭和26年から「社会を明るくする運動」が全国的に展開されることになりました。
現在では、「すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め」「それぞれの立場において力を合わせ」「犯罪や非行のない明るい社会を築いていこうとする」ことなどを目的として法務省が主唱し、強調月間である7月に全国的に展開されています。
市文化会館前駐車場で行われた集会は、市鷹巣更生保護女性会のコーラスでオープニング。セレモニーでは、はじめに佐藤修助副市長が「犯罪は統計的には減っているようだが、忌まわしい事件も起きている。各団体・地域が連携し犯罪のない安心なまちづくりを目指しましょう」とあいさつ。
続いて、北秋田警察署の戸松好造(よしなり)署長が、「昨年、県内では児童殺害など痛ましい事件が起こった。また犯罪の7割は万引きや窃盗など少年が関わっている。福祉団体、教育機関との連携で、安心して暮らせるまちづくりを進めたい」などと、協力を呼びかけました。
また北秋田保護司会の藤原興道会長のあいさつの後、市連合婦人会の成田盛子さんが法務大臣からのメッセージを朗読し、犯罪のない明るい社会づくりへの誓いを新たにしました。
集会終了後参加者は、文化会館から駅前・銀座通りを経て米代児童公園までの約1を街頭パレード、運動の趣旨を沿道の市民に呼びかけました。