2007年07月19日
コンテンツ番号9753
鷹巣町婦団連 「あじさいの丘」交流会
(2007.7.19)
鷹巣中央公園のアジサイが見頃を迎え、およそ1千株が姿の美しい松で知られる「浮島」周辺の丘を鮮やかに彩っています。
7月20日、鷹巣町婦人団体連絡協議会(中嶋喜代会長)主催による「あじさいの丘交流会」が公園内にある「青葉荘」で開かれ、会員ら約100人が思いを花に寄せ、交流を深めました。
中央公園のアジサイは昭和55年、同協議会が結成5周年を記念して植栽を始めたもの。春のサクラ、初夏のツツジと合わせ、同公園を1年を通じて花で飾りたいとの目的で、節目の年ごとに植栽が続けられてきました。結成25周年を迎えた平成16年には350株が植えられ、現在は1千株を超える規模にまで広がっています。
この日はあいにくの雨となり屋内に会場を移しての交流会となりました。はじめに中嶋会長が「長い期間をかけてこれほどの規模になった。これも、ボランティアとして草取りや資金源の婦人芸能祭などで協力していただいた関係者のみなさんのおかげ。樹木は植えた後の手入れが大切。今後も長く市民に親しまれるよう手入れを続けて行きたい」とあいさつ。
続く三澤仁教育長、吉岡市議会議長、伊藤公夫(まさお)鷹巣町商工会長などのあいさつのあと、一昨年会員の手で作られた「あじさい讃歌」などの唱歌を合唱し、アジサイへの思いを歌で伝えていました。歌は、会員の成田知枝さん(=秋田県現代詩人協会会員=76歳)が作詞、同じく会員の斎藤礼子さん(元音楽教諭=71歳)が作曲したもので、アジサイへの思いが季節感豊かに表現されています。
市内には、合川・三木田地区にある「翠雲公園」も株の多さと種類の豊富さで知られていますが、中央公園のアジサイは周囲の樹木に囲まれ、また水辺に植栽されていることから、日差しが強いときでもしっとりとした風情の花を観賞できるのが特徴です。蝉時雨を聞きながら、「あじさいの丘」周辺を散策してみませんか。涼味万点です。