2007年07月25日
コンテンツ番号9746
商工会青年部は気勢を上げみこし巡行
(2006.7.25)
鷹巣神社(田島秀彦宮司)の例大祭が24日(火)から始まり、太鼓の引き山やみこし、露店などで、町内が祭りの熱気に包まれています。25日(水)の本祭りでは、鷹巣町商工会青年部(木村信智部長)が鷹巣神社の氏子・神官らとともにみこしを巡行、市街地を巡りながら鷹巣神社に奉納しました。
鷹巣神社のみこしが担がれたのは、戦後間もない昭和22、23年頃が最初。その後一時期途絶えたものの、昭和43年から3年間、鷹巣青年会を中心として学生なども参加、100人余りの担ぎ手で町内一円をくまなく巡回したそうです。しかし、その後は軽トラックに載せられて数年間巡行したものの、担がれることはなくなり、お蔵入りになっていたものです。
しかし、3年前の平成16年、同青年部が「活気のある祭りにしたい」と34年ぶりに復活させました。巡行にあたっては、みこしの総重量が300キロを超えることもあり、青年部員では担ぎ手を公募、今年も部員のほか市金融団の若手行(職)員、42歳の厄年にあたる男性などが協力、また、「祭りを楽しみたい」と申し出た女性も含め30人ほどが巡行に参加しました。
巡行は午後1時過ぎ、全員で気勢を上げながら鷹ノ巣駅前を出発、「セヤ!、セヤ!」と威勢のよい掛け声をかけながら、神職や氏子らとともに駅前・銀座通りの目抜き通りを経て鷹巣神社に向いました。 この日は、真夏の日差しが照りつける厳しい暑さになりましたが、担ぎ手は肩に食い込む総重量約300キロの重さと強い日差しに耐えながら、汗だくでみこしを神社に奉納、商売繁盛や家内安全などを祈願しました。
このほか、鷹巣ばやし普及会や鷹巣祇園太鼓振興会の曳き山、各町内の子どもみこしなどがにぎやかに街中を巡行し、夏祭りのムードも最高潮に達しています。
住吉町通りでは、およそ350メートルほどの通りの片側に、わた飴売りや金魚すくいなど露店が建ち並び、夏休みに入った子どもたちなどで賑わっています。
露店は今日25日も夜10時まで開店の予定です。