2007年06月27日
コンテンツ番号9765
中嶋喜代さん、赤十字&男女共同参画功労で
(2007.6.27)
このほど、赤十字奉仕団での後進育成・指導などでの尽力により厚生大臣表彰を、また地域の女性史研究などの功績により内閣府の男女共同参画社会づくり功労表彰を受賞した中嶋喜代さん(86)=住吉町=が、女性史研究会のメンバーとともに市役所を訪れ、岸部市長に受賞を報告しました。
中嶋さんは、昭和53年から旧鷹巣町赤十字奉仕団委員長として団員の育成、赤十字思想に貢献、これまで防災訓練や各種行事で非常炊き出しの方法を紹介するなど、市民への防災意識啓発などの功績によりこの5月、厚生大臣表彰を受賞しました。
また、「鷹巣女性史研究会」を設立し、郷土の発展のために尽くした女性について研究活動を続けられているほか、旧鷹巣町議会議員として女性の意見を行政に反映させ、また県地域婦人団体連絡協議会会長として女性の社会参画に関する意識改革と理解促進に貢献したことなどの功績により25日、東京霞ヶ関の総理大臣官邸で男女共同参画社会づくり功労者表彰を受賞したものです。受賞者は全国で10人。
中嶋さんは、「厚生大臣表彰は、役職を長く務めていたことが受章に結びついたもの。また男女参画活動については、たまたま代表だっただけで、女性史研究会のメンバーの協力のたまもの。健康を保ち、これからもできるだけ地域に貢献したい」と、各種活動への意欲を述べていました。
また岸部市長は、86歳という年齢にもかかわらずエネルギッシュに活動を続けている中嶋さんの若さとバイタリティに敬服しつつ、「おめでとうございます。女性パワーが地域を活気づける源。健康に留意され、これからもまちづくりにぜひお手伝い願いたい」と、W受賞を称えていました。