2019年09月20日
コンテンツ番号3168
交通事故のない地域を目指して
令和元年度の秋の全国交通安全運動が、9月21日(土)から始まるのに合わせ、北秋田地区交通安全協会(長岐哲行会長)主催の北秋田地区総決起集会が、9月20日(金)に北欧の杜公園で行われ、交通安全宣言や交通安全パレードなどで交通安全を呼びかけました。
秋の全国交通安全運動の期間は、9月21日(土)から30日(月)までの10日間。そのうち9月30日を「交通事故死ゼロを目指す日」としています。期間中は「子どもと高齢者の安全な通行の確保」「高齢者運転者の交通事故防止」「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「飲酒運転の根絶」の5点を運動の重点として、普及啓発活動が行われます。
北秋田地区の総決起集会には、鷹巣・森吉地区安全運転管理者協会、鷹巣地区事業主交通安全推進協会、北秋田地区交通指導隊連合会、北秋田市・上小阿仁村交通安全母の会、北秋田市・上小阿仁村老人クラブ連合会のほか、北秋田警察署をはじめ行政関係者など、170人の会員や関係者が参加しました。
集会では、はじめに多年にわたり交通安全運動に尽力された、交通安全功労団体や、優良運転者等に表彰状の伝達が行われ、東北交通栄誉章を受賞した1人と緑十字銅章を受章した8人に、北秋田警察署の成田實署長から表彰状が手渡されました。
受賞者
東北交通栄誉章(交通安全功労者)
- 松田仁さん
緑十字銅賞(交通安全功労者)
- 北林孝作さん
緑十字銅賞(優良運転者)
- 湊清さん
- 村上秀吉さん
- 成田実さん
- 村形耕悦さん
緑十字銅賞(優良安全運転管理者)
- 桜庭忠幸さん
- 永井智徳さん
- 長田健一さん
表彰のあと、主催者を代表して長岐会長が「今現在、北秋田地区では236日間死亡事故は起こっていない。運転する際は、横断歩道や夕暮れ時などに特に注意してほしい。これまでの皆さんのご尽力に感謝し、これからも安心安全な地域をつくるため協力してもらいたい」などとあいさつしました。
続いて、来賓を代表して成田署長、津谷市長、上小阿仁村の中田吉穂村長があいさつ。そのうち津谷市長は「北秋田市としても、皆さんの力を借りながら交通安全意識の啓発をしているが、住民の交通安全の意識を高めていかなければならない。これからも皆さんと一丸となって、交通事故のない北秋田地区を目指して一緒に頑張っていきたい」などと参加者を激励し、交通安全への協力をお願いしました。
このあと、交通安全母の会を代表して、三澤甲江さんが交通安全宣言をし、お揃いのはっぴをまとった交通安全母の会による「ふるさと秋田交通安全音頭」が披露されました。
最後に、北秋田市交通指導隊の伊藤義則さんが成田署長に交通パレードの出発を申告し、参加者に見送られたパトカーや交通安全ののぼり旗をつけたパレード車は、市内を巡回して交通安全を呼びかけました。