2007年05月02日
コンテンツ番号9786
鷹巣放牧場で入牧式
(2007.5.2)
栄地区・堤沢地内にある市鷹巣放牧場で市内の畜産農家が同牧場に牛を預ける平成19年度入牧式と安全祈願祭が行われ、赤牛(褐毛和種)と黒牛(黒毛和種)の子牛10頭、成牛45頭の合わせて55頭が放牧されました。
鷹巣牧場は草地部分が約20ha。旧鷹巣町時代の平成3年から同牧場の利用組合(佐藤良一代表、21組合員)によって放牧が続けられています。
はじめに行われた安全祈願祭には、利用組合の佐藤代表ほか組合員、市・県及び鷹巣町農協の関係者が出席。拝礼とお神酒による献杯で1年間の安全を祈りました。
入牧式では、17組合員の所有する和牛が衛生検査でチェックされた後、牛たちの手綱がはずされ、囲いの扉が空けられると勢いよく飛び出し、数頭づつの群れになって牧場内を元気に歩き回り、草をはんでいました。
牛の飼育方法は、夏は緩やかな傾斜の山地に放たれて草をはみ、冬は里で舎飼いされる「夏山冬里」の飼育方式。牛の健康と肉質の向上、農家の省力化に適した繁殖経営方式といわれています。
放牧は10月中旬まで行われます。