2007年05月03日
コンテンツ番号5117
森吉山山開き
(2007.5.3)
夏山シーズンの幕開けを前に5月3日、森吉山山開きが現地で行われ参加した登山愛好者らおよそ100人が今年1年の安全登山を祈願しました。
森吉山は、市中央南部に位置する標高1454メートルの独立峰。山頂からの眺望は四方に開け、天候に恵まれれば遠くは八甲田の峰々や岩木山など隣県の名山をも望むことができます。また、古くは「秋田山」と呼ばれ、地域住民から信仰を集めている霊峰としても知られています。
今年は昨年の記録的な大雪とはちがい、積雪量は例年より約2mほど少ない状態で参加者らは、こめつが山荘から残雪を踏みしめながら一ノ腰を経て森吉神社までの約4キロを各自のペースで登り、11時過ぎから同神社で行われた神事で今年1年の無事故と安全を祈願しました。
森吉山は「花の百名山」に数えられ、シーズンには様々な高山植物が咲き誇ります。今年は雪消えが早くなりそうですが、例年6月上旬にはショウジョウバカマやシラネアオイなどが咲き始め、シーズンの最盛期へと導きます。
山頂へは8ルートありますが、5合目付近の「こめつが山荘」まで車で行ける「様田コース」は、7号目の一ノ腰から前岳、森吉神社を経由して山頂を目指すコースで、子どもや年配者が比較的気軽に登れると人気があります。
また、6月2日(土)からは「花の百名山ゴンドラ運航」が始まります。
森吉山登山ガイド
山開きの行われた『様田コース』をご紹介します。 山頂へは、8ルートありますが、5合目付近の「こめつが山荘」まで車で行ける『様田コース』は、7合目の一ノ腰、前岳・森吉神社を経由して山頂を目指すコースで、子どもや年配者が比較的気軽に登れると人気があります。 登り口のこめつが山荘は、このコースの登山ベースとなります。
このコースの他にも『阿仁ブナ帯コース』『『奥森吉ヒバクラコース』などの人気コースがありますので、詳しくは北秋田市商工観光課(電話62−6639)へお問い合わせください。
→コース概略図(PDF)