2007年05月16日
コンテンツ番号2891
北秋田市民提案型まちづくり事業 24日に公開プレゼンテーション
(2007.5.16)
市では今年度、行政主導から行政と市民の協働によるまちづくりを推進するため"北秋田市市民提案型まちづくり事業補助金制度"を創設、この制度に応募のあった事業を審査する第1回目の「評価市民委員会」が5月16日、市役所本庁舎で開かれました。
北秋田市では、これまで行政主導であった従来型のまちづくりから、行政と地域社会、市民が協働し、地域課題を解決するまちづくりへを進めています。この制度は、補助金を活用し、市民団体が自主・自発的に行うまちづくり事業に対し、事業費の一部を補助するもので、予算は300万円。
交付のための条件等は、▽市内で実施される事業であること▽応募できるのは会員が5人以上の団体▽補助額は事業費総額の50%以内(上限100万円)▽申請のあった中から、書類とプレゼンテーションによる審査で交付順位を決定する、などと規定されています。
この日の第1回委員会では、岸部市長が5人の委員に委嘱状を交付したあと、「合併して3年目。"実行の年"として市民と行政が協働し、町の活性化を図りたい」などとあいさつ。この後正副委員長を互選し、審査要領について協議しました。
今年度、期限までに応募があったのは、子どもを対象にした遊び体験イベント、北欧の杜公園での冬季イベント、成田為三を記念した合唱祭、阿仁のまつたけを活用した地域起こし事業など6団体。24日に行われる公開プレゼンテーションでは、各団体が5分以内で事業の内容やまちづくりへの熱意を発表します。市民委員は、書類審査と合わせ交付の適否及び優先順位を決定し、市長に報告、市長が予算の範囲内で補助額を決め、団体に通知・交付します。
公開プレゼンテーションは5月24日、午後2時から市役所で行われます。傍聴は自由。評価審査委員は次のとおりです。
▽委員長=佐藤好敏(小森字小森)▽副委員長=山岸幸子(阿仁幸屋渡)▽委員=加藤隆悦(鎌沢字新屋敷)、小坂昭雄(栄字摩当)、三沢正彦(松葉町)