2007年05月27日
コンテンツ番号2876
鷹巣中央公園で「東北六県懇親釣大会」
(2007.5.27)
日本へら鮒釣研究会が主催する東北六県懇親釣大会(鈴木康雄会長)が5月27日、鷹巣中央公園で開かれ、東北一円から参加した太公望たちがへら鮒釣りの腕を競い合いました。
池と周囲の樹木の織りなす豊かな景観で新観光秋田秋田三十景に選ばれている鷹巣中央公園は、へら鮒釣りの名所としても知られ、これまで全県・東北規模の大会なども行われてきました。この大会は、東北六県の持ち回りで開催されているもので、秋田県では初の開催。同研究会の鷹巣支部(畠山正支部長)が主管として運営に協力しました。
大会は、陸(おか)釣りで規定時間内に釣り上げた15以上のへら鮒の総重量と大きさを競うもので、東北六県から101人が参加しました。競技は午前4時30分頃始まり、参加者はそれぞれポイントを探して釣り場所を確保、ヘラ鮒との戦いが始まりました。
この日は、水温が12、3度とやや低く、早朝から雨に見舞われるなどコンディションが良いとはいえなかったものの、参加者は、正午の検量時間まで根気強く釣り糸を垂れていました。
検量のあと、午後1時30分から始まった閉会式では、総務部の久留島正雄部長が昭和47年から行われてきた中央公園でのヘラ鮒の放流事業などを紹介しながら、「大会は、会員の皆さんの交流とともに環境保護の啓発にもつながる。本市には、中央公園ほか森吉山、阿仁の熊牧場、大太鼓の館など見所がいっぱい。これを機会にまたおいでいただきたい」などと歓迎のあいさつ。
この後、成績発表が行われ、入賞者と参加者に賞状と副賞、記念品が贈られました。次の大会は、宮城県登米市の平筒(びょうどう)沼で開かれる予定です。
成績
▽優勝(市長賞) 丹波ひめ子さん(大館市) 重量9.06キロ
▽大物賞 本間高さん(秋田市) 31センチ