2007年03月02日
コンテンツ番号2831
「比内地鶏と一番搾りを楽しむ夕べ」
(2007.3.2)
秋田県とキリンビール(本社:東京)による「比内地鶏と一番搾りを楽しむ夕べ」が1日、秋田市山王のルポールみずほで開かれ、参加した北秋田市の関係者も比内地鶏を使った創作料理などを出品、PRしました。
このイベントは、比内地鶏の焼き鳥が登場するキリンビール「一番搾り」のCMが3日から全国放送されるのに合わせて県と同社が共同で開催したもので、両者が連携して県産農産物の販路拡大を目指す共同事業「A・Kプロジェクト」の一環。
会場のようす
寺田知事、キリンビールの鈴木徹・次期北日本統括本部長、比内地鶏の生産農家でつくる比内鶏生産振興協議会の虻川景一会長ほか、県内の地産地消をサポートする関係者ら約100人が参加した会場には、比内地鶏ほか、長いもやハタハタ、稲庭うどんなど県産食材を使った料理がズラリと並べられ、振舞われました。
北秋田市でも、比内地鶏を活用した市のオリジナル商品開発を目的として設立された「市うめーもん創作協議会」と、同協議会が母体となった「北秋田特選食材共同購入会」の取り組みをPRできる絶好の機会となることから、同購入会の会員らが比内地鶏を使った創作料理を出品しました。
参加したのは、「比内トリッコ本家(住吉町)」、北欧の杜公園・パークセンター内のレストラン「杜のおにぎりやさん」、そして共同購入会の有志でつくる「二代目の会」のメンバーら。比内トリッコ本家は昨年10月に開かれた第1回北秋田市うめーもん創作品評会で金のレードル賞(最優秀賞)を獲得した創作料理「ネギキムチソースとししとうの比内地鶏の炭火焼き」、「杜のおにぎりやさん」は、レストランで人気の定番料理「鶏飯(とりめし)お稲荷さん」を出品。
鶏飯のお稲荷さんを試食した寺田知事は、来年の全国植樹祭で「天皇陛下にも召し上がっていただきたい」というほど好評のようでした。また、「割烹 佐登志」「肉の松尾」「木村精肉店」「池田屋」「食堂 我が家」の二代目でつくる「二代目の会」では、あらたに開発した「ぷるぷる冷まし鶏」を出品。豪快に比内地鶏を一羽丸ごと極上の鶏スープに浸し、丁寧に蒸し上げたもので、来場者の話題となっていました。
CMは、俳優の佐藤浩市さんが出演し「キリン一番搾り生ビール」と各地のおいしい食材を紹介するシリーズの秋田県版。シリーズは1998年1月の「炙りトロ編」に始まり、「呼子のいかしゅうまい」「加賀太きゅうり」「宮城のかき」などこれまで取り上げられた各地特産の食材は認知率が一気に向上し、地域の活性化につながっています。
比内地鶏編は、佐藤さんが焼き鳥やでビールを飲む設定で今月3日から5月上旬まで全国放送されます。
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市産業部商工観光課 TEL:0186-62-6639