2019年08月02日
コンテンツ番号3161
長年にわたり消防団として尽力
(2019年8月2日)
旧鷹巣町の消防団分団長などを歴任し、消防団活動に尽力された堀部隆一さん(88歳・葛黒)が、このほど高齢者叙勲の瑞宝単光章を受賞し、8月2日(金)に市役所で叙勲の伝達式が行われました。
高齢者叙勲は、公共の為に貢献された各界の功労者のうち、春秋叙勲で勲章を授与されていない方で88歳に達した方に授与されます。
堀部さんは、昭和28年8月に七日市村消防団に入団し、昭和45年からは町村合併により鷹巣町消防団の所属となり、退職となる平成2年3月まで約36年の長きにわたって消防団員を務められました。その間、昭和59年4月から退職するまでの6年間に分団長も歴任し、消防団活動に尽力されました。
伝達式は津谷市長立ち会いのもと、鎌田雅人北秋田振興局長が伝達の口上を述べ、堀部さんに勲記と勲章が渡されました。
受賞について堀部さんは「これまで健康で過ごしてきて、消防団の協力のおかげで叙勲を受けることができた。とてもうれしく思う」と語りました。また、消防団時代の一番印象に残っていることについて「消防団で旅行に行ったことが印象に残っている。そういうものを通じて、さらに結束力が生まれたと思う」と話されました。
津谷市長は「消防、水防など地域のために一生懸命頑張ってもらい、それを国にも認めてもらった。これからも体に気をつけて頑張ってほしい」などと受賞をたたえました。