2007年03月16日
コンテンツ番号2815
小学校卒業式、本市の卒業生は361人
(2007.3.16)
市立小学校16校の卒業式が16日と17日に行なわれ、各小学校の児童たちがそれぞれの思い出と希望を胸に母校を巣立ちました。
平成18年度の小学校卒業者数は361人。15日に行われた15校の卒業式のうち、阿仁合小学校(高橋和平校長、児童数97人)では、在校生や保護者、教職員が見守る中、体育館を会場に厳粛な雰囲気の中で行われました。
高橋校長は、16人の卒業生一人ひとりに卒業証書を手わたした後、 「阿仁合小学校のありとあらゆる活動の先頭に立ち100%の力を出し切ることを合い言葉に挑戦し、各自の責任を胸に良い伝統を受け継ぎ心も身体も大きく成長した皆さんを、阿仁合小学校は誇りに思います。これからの活躍を心から祈っています」とはなむけの言葉を贈りました。
続いて、全校生徒が、呼びかけ『巣立ちのことば』で互いの思いを伝え合いました。呼びかけとは、代表児童による「送辞」「答辞」といった従来の形式ではなく、思い出や感謝の気持ちを込めた短いセンテンスをみんなで分担しコールするセレモニー。 最近の卒業式では、卒業式の感動を全校児童が共有できることから、多くの小学校で呼びかけが行なわれています。
はじめに在校生が「お兄さん、お姉さん卒業おめでとうございます。皆さんが見せてくれたリーダーシップなどの伝統をしっかり受け継ぎます」と呼びかけると、卒業生が、「卒業証書を手にした今、皆さんと過ごした、いっぱいの思い出が浮かんできます。そして皆さんと過ごした学校生活をいつまでも忘れません」と、力強く応えました。
呼びかけの最中には、感きわまってハンカチで目頭を押さえる女子児童も。こうして、恩師や家族、地域の人たちへの感謝の気持ちを胸に、互いに別れを惜しみながらの卒業式となりました。