2007年03月22日
コンテンツ番号2806
北秋田市わか杉国体弁当御披露目会
(2007.3.22)
市及び上小阿仁村の飲食店関係者でつくる「北秋田特選食材購入会(中嶋隆史会長)」が秋田わか杉国体での提供に向けて取り組んでいる通称「国体弁当」のお披露目会が22日、市内のホテルで開かれ、関係者らが、比内地鶏などを使った試作弁当を試食しました。
今秋開かれる同国体(9/29―10/9)に参加する選手・役員に比内地鶏や山のいもなどの北秋田地域特産の食材を使った弁当を提供し、「食」の面からも選手たちを応援しようと、同会の弁当研究会が共同して研究を重ねていたもので、本市で行われる4競技に合わせ、各競技で同じ弁当が重ならないように4種類を試作しました。
お披露目会には、県・市、市内各商工会及び農林業関係者、同会の母体となった「うめーもん創作協議会」の会員ら約100人が出席。はじめに、うめーもん協議会の松田正男会長が「試作品については、時期的に地場産の野菜が使えなかったことからハンディがあったが、本番に向けて完成度を高めたい」とあいさつ。また、北秋田地域振興局の武藤冨士雄局長がこうした取り組みが、活性化に向けて大きなPRになることを期待しました。
本市で開催される各競技に参加する選手・役員やボランティアなど関係者の総数は約3,000人以上。大会期間中は1万2千個以上の弁当が必要とされています。今回の試作品は、市内17の会員が4つのグループに分かれ、それぞれの持ち味を生かした料理を提供するなど研究を重ねたもので、比内地鶏を使った調理品を最低一品入れることを申し合わせて作られました。
弁当は、比内地鶏の揚げ物や煮物、和え物が添えられているほか、たくさんのおかずでボリュームもたっぷり。また、比内地鶏の炊き込みごはんがメインになった弁当など、県外から訪れた方たちに喜んでもらえそうなものばかりでした。
同会では、この日試食した参加者の意見を参考にしながら本番に向けてさらに改良を重ねるとともに、夏の時期の調理となることから、その受け渡しなどについても国体推進室等と連絡・調整を図り、万全を期したい、としています。