2007年02月13日
コンテンツ番号2777
わか杉国体、鷹巣農林勢の秋田県チーム
(2007.2.13)
第62回国民体育大会「秋田わか杉国体」冬季大会スキー・バイアスロン競技会の最終日となった13日、アルペン競技の男子大回転、ノルディックのクロスカントリー男子リレー、準飛躍が行われ、このうち少年男子リレーでは鷹巣農林高校の単独チームとなった秋田県が、惜しくも優勝を逃したものの、準優勝を飾りました。
鷹巣農林高校は、松橋幸也(1走、3年)、近藤大仁(2走、1年) 長岐章公(3走、2年)、鈴木匠(4走、2年)の4人が秋田県チームとして出場、頂点を目指してレースに挑みました。
レースは、2走の近藤選手までは新潟、青森、山形、北海道などと競る混戦模様。この中から3走の長岐選手が新潟とともに抜け出してデットヒートを展開し、2位で鈴木選手につなぎました。鈴木選手は新潟の桜井毅選手(新潟県立小出高校)を激しく追い上げましたが、一歩及ばず優勝を逃しました。
大会には、鷹巣農林高校から生徒や父兄らによる応援団も駆けつけ、コース沿いから大きな声援を送っていました。レース終了後、競技場の一角で開かれた同応援団による選手を称える集いでは、同高の北林強校長が、「出場した選手たちは、チーム内でしのぎを削り選ばれたメンバー。惜しくも優勝は逃したが、念願であった単独チームでの準優勝は次へのステップとなった。今日の結果をもとにさらに練習を重ね、優勝を目指してほしい」などとあいさつ。
また、スキー部キャプテンの松橋幸也君(3年)が、「優勝は逃しましたが、みなさんの声援を力に準優勝することができました。ありがとうございました」と、感謝のことばを述べていました。
なお、冬季国体は13日で全ての競技を終え、秋田県の男女総合成績(天皇杯)は186.00で第1位(2位新潟153.50)、皇后杯でも65.00第2位(1位新潟72.00)となり、本大会に向けてさらに期待が高まりました。
13日の主な結果は次の通りです。
【クロスカントリー・リレー】
少年男子‥1位新潟、3位北海道
- 松橋 幸也 鷹巣農林高校 23:14.6 (4)
- 近藤 大仁 鷹巣農林高校 22:45.6 (2)
- 長岐 章公 鷹巣農林高校 23:38.7 (3)
- 鈴木 匠 鷹巣農林高校 23:47.7 (4)
成年男子‥1位長野、2位北海道
- 小山 高志 22:57.9 (1)
- 大森 亘 23:03.9 (2)
- 三浦 淳司 23:49.1 (4)
- 金丸 富男 22:55.9 (2)
【スペシャルジャンプ】
少年男子
- 17 飯島 正徳 鷹巣農林高校
- 27 加賀 智哉 鷹巣農林高校
成年A
- 16 湊祐介 日本大学
【ジャイアントスラローム】
少年男子
- 53 上杉 潤 鷹巣農林高校 1:10.62
- 62 金 朋亨 鷹巣農林高校 1:11.14