2007年02月15日
コンテンツ番号2774
第2回北秋田市推進会議
(2007.2.15)
今年度第2回目の第59回全国植樹祭北秋田市推進会議(会長:佐藤修助助役)が市役所で開かれ、市の部課長らがこのほど策定された同植樹祭の基本計画やこれまでの経緯を確認、植樹祭までの市の役割などについての話し合いが行われました。
全国植樹祭は、戦後の荒廃した国土の復興をめざして昭和25年に始まり、天皇皇后両陛下によるお手植えや全国各地からの参加者による記念植樹等を通じて、国民の森林に対する愛情を培うことを目的として毎年開催されている国の一大行事。植樹祭の運営主体は秋田県ですが、本市での開催が一昨年11月に決定したことを受け、市では行政機関や林業関係者、市民などからなる実行委員会(会長:岸部市長)を設立、県との連携のもと、植樹祭の成功に向けて取り組みを進めています。
県外招待者 | 2000人 |
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県内招待者 | |
実行委員会推薦 | 2,200人 |
市町村長推薦 | 2,300人 |
公募選出 | 3,000人 |
実施本部員・協力員 | 2,500人 |
計 | 12,000人 |
推進会議は、事業内容や課題などを確認しながら行政としての役割を横断的に進める、いわば調整会議。市の各部署の部(課)長、消防長、各支所長らで組織されています。この日は、はじめに会長の佐藤助役が「植樹祭には1万人以上の参加が予想されている。市のPR、観光振興にもつながる大きな機会。基本計画が策定されたことを受け、市としての役割を確認しながら、成功をめざし取り組みを進めてまいりたい」とあいさつ。
この後、担当者から会場周辺の沿道整備の一環として「間伐大作戦」が市内の小・中・高校生らの参加で行われたこと、大会シンボルマークとポスター原画が決定したことなどこれまでの経緯を報告、また県の基本計画の概要を説明しました。
計画には、「豊かな『水と緑』の創造と未来への継承」とする開催理念、開催規模などの基本事項のほか、天皇陛下や参加者の植樹計画、秋田の木製品を活かした式典会場の整備計画、1万2千人が予定されている全国からの参加者の宿泊・輸送計画などが盛り込まれています。
続いて、プレ植樹祭としての北秋田市育樹祭(5月)や、わか杉国体記念植樹(秋季)、「間伐大作戦」の継続実施など植樹祭本番までの事業予定を説明。個々の事業についての質疑応答のあと、「各部署が連絡を取り合いながら、動きやすいように取り組みを進める」ことを確認し、会議を閉会しました。今月26日には、第2回実行委員会が開かれる予定です。
植樹祭までの主な事業予定は次のとおりです。
2007年度
- 4月〜 苗木のホームステイ(第2回)3月から募集開始
- 5月19・20日 プレ植樹祭県民の森(県南部)
- 5月25日 プレ植樹祭北秋田市育樹祭(空港ふれあい緑地)
- 5月26・27日 プレ植樹祭北欧の杜公園(県北部)フローラルフェスタ合同
- 6月 「間伐大作戦」開始
- 6月24日 第58回全国植樹祭(北海道苫小牧市)
- 8月下旬 第59回全国植樹祭開催日決定
- 秋季 カウントダウンイベント(木工体験等 フローラルフェスタ) ちびっこ森林教室、記念シンポジウム、わか杉国体記念植樹イベント ウエルカム事業(花飾り運動)
- 10月下旬 ウエルカム事業(市内美化運動)
- 11月 実施本部設置
- 2月 実施計画作成
2008年度
- 春季 第59回全国植樹祭
- 秋季 ポスト植樹祭 水と緑のふるさと・秋田宣言祭(北欧の杜公園〜植樹記念の森)