2007年02月26日
コンテンツ番号2751
基本計画の概要などを確認
(2007.2.26)
第2回「第59回全国植樹祭北秋田市実行委員会(実行委員長:岸部市長)」が26日、市交流センターで開かれ、このほど策定された植樹祭の基本計画や平成18年度の活動内容が報告されたあと、植樹祭までの実行委員会の役割などについて話し合いが行われました。
全国植樹祭は、国民の森林に対する愛情を培うことを目的として毎年開催されている国の一大行事。本市での開催が一昨年11月に決定したことを受け、市では行政機関や林業関係者、市民などからなる実行委員会を組織し、植樹祭の成功に向けて取り組みを進めています。
会議には約60人が出席。はじめに岸部市長が「本日の実行委員会は、このほど策定された基本計画について、皆様からご意見を伺い、実行委員会としての役割を確認することが目的。全国に本市をPRできる機会としてよりよい取り組みにつなげたい。忌憚(たん)のないご意見を」とあいさつ。
この後、市の担当者が平成18年度の活動報告と県で策定された基本計画の概要を説明。計画には、「豊かな『水と緑』の創造と未来への継承」とする開催理念、開催規模などの基本事項のほか、天皇陛下や参加者の植樹計画、秋田の木製品を活かした式典会場の整備計画、1万2千人が予定されている全国からの参加者の宿泊・輸送計画などが盛り込まれています。
説明に対し会場の実行委員からは、会場で提供される物産の内容や、「お野立所(天皇皇后両陛下の観覧のお席となる式典会場の核となる施設)」の植樹祭後の利用方法などについて質問が出されました。
市では、開催日がまだ決定していないことなどから、今後、県や関係機関などと協議の上、具体的な取り組みを進めることや、「ウエルカム事業(市内美化運動)」などにより、全国からの来訪者を気持ちよく迎える態勢を整えたい、としています。