2007年01月15日
コンテンツ番号2729
御神火に無病息災、家内安全を祈願
(2007.1.15)
しめ縄や門松などを燃やして、正月に迎えた神々を送り出す伝統行事「どんと祭」が旧正月にあたる1月15日、綴子の道の駅「ぶっさん館」前の駐車場で行われ、ぶっさん館や隣接する大太鼓の館を管理・運営する鷹巣観光物産開発の役員・社員や市の関係者、地元綴子神社の氏子、また正月飾りを持参した市民らが無病息災や家内安全を祈願しました。
「どんど祭り」は「どんど(ん)焼き」などとも呼ばれ、平安時代に中国から日本に伝わった行事で、正月が明けた1月の13日から15日ころに、お正月のしめ飾りや破魔矢、お供えもの、前の年のお札や熊手などの縁起物を焼く民俗行事。地方によって“どんどん焼き”、あるいは“左義長(さぎちょう)”など、いろいろな呼び方があり、その火で焼いた餅を食べると1年の災厄が払われるともいわれています。
ぶっさん館前には、地域住民らが持ち寄ったしめ飾りや門松などの縁起物が積み上げられ、午後3時から綴子神社宮司による神事が行われました。この後、『お焚き上げ』の火が入れられると、見守る住民らはそれぞれの思いで燃え上がる御神火に手を合わせていました。