2007年01月29日
コンテンツ番号2714
ホットな演奏で会場をヒートアップ!
(2007.1.29)
真冬のライブイベント「冬ばん!2007」と銘打ったアマチュアバンドの演奏会が27日、市文化会館で開かれ、市内5つのバンドがホットな演奏を繰り広げました。
市内には20ほどのアマチュアバンドがありますが、いずれのグループも独自に練習を続けてはいるものの、予算や会場などの都合で発表の機会が少ないのが現状。そこで文化会館が若者たちの活動を支援することなどを目的として自主事業を企画、昨年7月、「真夏の夜のライブイベント〜夏バン!」が行われました。
この「夏ばん!」は、地域のロックファンらに支持され、大好評。またグループらにとっても活動を広げる場や技術向上の良い機会となったこともあり、ぜひもう一度冬にも発表の機会を持ちたい、との要望から夏に続いての開催となったものです。
出演したのは、「BRAT(ブラット)=森吉」「Torque(トルク)=鷹巣」「Wild Cherry(ワイルド・チェリー)=鷹巣」「COOL(クール)=鷹巣)」「Nightmare(ナイトメア)=森吉」の5つのグループ。
最初に登場したBRAT(ブラット)は、ロックの中でもパンクあるいはハード・コアと呼ばれる激しい演奏スタイルのバンド。「マスタングアゴーゴー」「あなたに」「「スリープウインザイアー」など、有名なロックバンドの曲を7曲続けて演奏し、聴衆をロックの世界に引き込みました。
また、3番目に登場したWild Cherry(ワイルド・チェリー)は、レパートリーに沖縄民謡を取り入れているグループ。沖縄民謡で使われる三線(さんしん)を使い、「OKINAWA SHOUTO(沖縄シャウト、BEGIN)」「この街のどこかに(THE BOOM)」など、沖縄音階たっぷりの楽曲を、沖縄アロハ(かりゆしウエア)を着て演奏、会場は沖縄ムードに包まれました。
トリをとった「NIGHTMARE(ナイトメア)」は、メンバーがそれぞれ顔にメイクを施して登場、デーモン小暮で知られるロックバンド聖飢魔II(せいきまつ)のヒット曲「1999 SECRET OBJECT」「地獄の皇太子は2度死ぬ」など8曲を力いっぱいに演奏し、会場をヒートアップさせました。
会場には、若いロックファンのほかに、グループのメンバーの家族なども訪れ、「息子」や「孫」たちの晴れ姿を鑑賞する姿も。ただ、音量が大きく、年配者の中には途中で退席する方も見受けられたことから、文化会館では一般的に音量が大きくなりがちなロック系のバンド演奏会を定着させるためにも、今後の課題としたいとしています。