2008年12月09日
コンテンツ番号2697
市民病院建設などについて大綱質疑
(2008.12.9)
北秋田市議会12月定例会が12月9日に招集され、市議会議事堂で開会しました。第1日目のこの日は会期を19日までの11日間と決めたあと、早速議案の提案説明に入りました。
上程された議案は、一般会計補正予算など予算関係が11件、機構改革に関する条例など条例関係が11件、大太鼓の館の指定管理など指定管理者の指定関係が10件、陳情が4件の計32件。
このうち、平成20年度一般会計補正予算案は、歳入歳出の総額にそれぞれ4億9896万9千円を加え、218億491万2千円としています。
これらの議案に対して各議員から大綱質疑が出されました。まず、「補正予算案に需用費の追加が目立つが理由は」との質問に対しては、岸部市長及び当局が「需用費の追加は原油価格の高騰に対応するものだが価格が変動しているので適宜対応したい」と答弁、理解を求めました。
また、阿仁病院、米内沢病院への負担金増額の根拠を問う質問に対しては、「阿仁病院は5月から外来のみに対応しており、外来数も減少しているため前年上半期の実績を踏まえて算定した」、「米内沢病院の負担金は、医師、職員の給与改定に対応するもので、今後追加の予定はない。退職手当の負担金は退職予定者全員にかかるもの」などと答弁しました。
主な質問と答弁
市民プールの指定管理料を減額した理由は
市民プールの指定管理料については事業見込みが確定したことによるもの
小中学校耐震補強工事等返還金とあるが、その経緯は
設計では無収縮モルタルであったが、施工でコンクリートを使用したもので、これに係る返還金です。
阿仁合団地の設計委託の予算は
阿仁合団地の設計委託は当初に予算化している
市民病院建設費の今後の見込みは
市民病院の建設は鋼材価格の高騰により当初計画より増えて91億円ほどになったがこの枠内で進めたい。
市民病院の基本構想の変更と建設費の関係は
市民病院の設計は外来を重視したものに若干変更したが建設費は変わらない
指定管理の対象に周辺施設も含まれるか
指定管理施設の管理に含め関連する周辺施設もいっしょに管理してもらう
なお、上程された議案は関係する常任委員会に審議を付託されました。