2008年12月17日
コンテンツ番号2689
会員が親睦・交流できる機会を
(2008.12.17)
北秋田市遺族連合会(山内清種会長)が12月17日(水)、市役所を訪れ、来年度の活動に対しての助成を陳情しました。
遺族会は、戦没者を慰霊し、平和の精神を守るため遺族の親睦を図るとともに福祉を増進することなどを目的として結成された組織。戦後、日本遺族会(当時は日本遺族厚生連盟)が創設されたあと、各市町村や地域単位で任意団体として組織化されはじめ、合併前の旧町単位などで組織化されそれぞれ独自に慰霊祭などの活動が行われてきましたが、今年6月に旧町単位の組織を一本化して、北秋田市遺族連合会として統合が図られました。
はじめに山内会長が、佐藤副市長に陳情書を手渡し、「会員が高齢化しているため、市追悼式、県追悼式などへの市バスでの送迎。会員同士の親睦・交流を深めるため、市追悼式後の昼食支給。遺族連合会の活動を充実させるため、助成金を交付をお願いしたい」などと陳情の内容を説明しました。
佐藤副市長は、「追悼式へのバスの送迎については、今年度も実施されており、継続したい。昼食の支給については、追悼式の戦没者へ慰霊の主旨と、会員同士の親睦を深めることは目的が違うのではないか。また、市がかかわる他の団体にも、飲食に関する助成はおこなっていないのでご理解願いたい。助成金については、合併前は旧町単位にそれぞれ助成されていた経緯もあるようなので、検討させてもらいたい」などと答えました。