2008年12月20日
コンテンツ番号2684
木の温もりあふれる集会施設が完成
(2008.12.20)
建設工事が進められていた坊山交流センターの竣工式が12月20日、同センターで行われ、地区住民らが完成を喜び合いました。
同センターは、地域の林業振興を目的とした国庫補助事業「秋田の木・利用推進木造公共施設等整備事業」を導入して建設したものです。
竣工式には、地元の住民らと関係者約70人が出席。
式では、はじめに工藤農林課長が同交流センターの工事概要説明をし、岸部市長から同交流センターの設計者、施工者に感謝状が贈られました。
つづいて、岸部市長が「完成おめでとうございます。交流センターは、秋田杉がふんだんに利用されている、また全館バリアフリーで誰もが利用しやすい施設ですので、これからは皆さんの研修や様々な行事に活用していただき、この地域がさらに発展すること願います」と祝辞を述べました。
また、来賓の津谷永光県議会議員、橋場北秋田地域振興局もりづくり推進課長、吉岡市議会議長からも祝辞が述べられました。
式典後は、施設見学や祝賀会が開かれ、自治会活動の拠点施設完成を喜び合いました。
施設は、木造平屋建で延べ床面積177.77。56帖の集会室のほか、11帖の会議室、調理器具を備えた実習室などを備えます。秋田杉を内外装にふんだんに使用し、秋田杉の持つ温もりや優しさを建物全体に表現し、また、玄関の車いす用スロープをはじめ、全館段差の無いバリアフリー設計です。
総事業費は3,672万円。半分は国の補助、残りを起債(辺地債)と地元からの寄付でまかなわれました。