2008年11月07日
コンテンツ番号2661
はつらつと学習成果を発表
(2008.11.7)
鷹巣地区の高齢者講座「高鷹(こうよう)大学」(金森嘉次郎学長)」の第12回学園祭が11月7日(金)、市文化会館で開かれ、学園生が詩吟やグランウンドゴルフなど日頃の活動成果を発表しました。
北秋田市では、合川ことぶき大学、森吉大学、前田寿大学、阿仁生き活き大学などの名称で高齢者を対象とした通年の生涯学習講座が開かれ、多くの市民が趣味や世代間交流、研修旅行、健康講座などで活動しています。
高鷹大学は、鷹巣地区の55歳以上の市民が対象となっており、現在326人の「学生」と「大学院生」が、多くの講座・クラブで学んでいます。一般の大学と同じように最初の過程(大学課程)が4年、卒業後の次の過程(大学院過程)が4年、さらに学習を深めたい方は永年の研究過程の生徒として継続して学び続けることができるユニークな生涯学習の組織です。
開会式では市教育委員会生涯学習課の長岐直介課長が「皆さんの意欲あふれる学習に対する姿勢にはいつも敬服している。この学園祭でさらに学習への意欲を高めてほしい」などとあいさつ。
引き続き同会場で行われた発表の部では、詩吟クラブ、グラウンドゴルフクラブ、大正琴クラブなど7クラブがステージで体験発表や実技の発表を行ないました。最初にステージに立ったのは、詩吟クラブ。16人のクラブ員が「金州城外の作」「ふるさと」など数曲を吟じ、自慢ののどを披露しました。
また、歩こうクラブでは、メンバーの葛西弘子さんが活動体験を発表しました。葛西さんは、4年間グラウンドゴルフクラブで活動した後、4年間の大学課程を終えて大学院生として歩こうクラブに入部。1年間にわたり、きみまち坂や北欧の杜公園、八幡平など5カ所のウォーキングコースをメンバーとともに楽しく歩いた体験を紹介し、「来年の歩こうクラブの活動が今から楽しみ」と述べていました。
なお展示の部は広域交流センターで開かれており、写真クラブ、習字クラブ、俳句クラブなど7クラブの力作が展示されています。展示期間は10日まで。時間は午前8時30分から午後8時(10日は正午まで)。