2008年11月14日
コンテンツ番号2644
全国社会教育委員連合会長表彰を受賞
(2008.11.14)
このほど、長年にわたる社会教育委員としての功績が評価され、全国社会教育委員連合会長表彰を受けた北秋田市社会教育委員長の木村常蔵さん(74)=北秋田市坊沢字屋敷=が11月14日(金)、市役所を訪れ、岸部市長に受賞を報告しました。
木村さんは元鷹巣町職員。平成6年に退職後、民間企業の鷹巣支社長としてコンサルタント業務に従事するかたわら、同年4月に鷹巣町社会教育委員に任命され、平成10年に副委員長、12年には委員長として13年3月まで鷹巣町社会教育中期計画策定などに携わり、社会教育の基盤整備に貢献されました。
市制発足により17年4月には市社会教育委員長に任命され、より良い社会教育活動のために率先して尽力されました。特に、合併後初の市社会教育中期計画策定委員長として、意識調査による実態把握から趣旨策定、基本構想、実施計画など中期計画全般の策定にあたり、市の社会教育発展に貢献されています。
この間、平成16年には県社会教育委員連絡協議会長表彰と東北地区社会教育委員連絡協議会長表彰を受賞、平成19年4月から今年3月まで秋田県社会教育委員連絡協議会の副会長を務められました。
表彰式は、先月長野県長野市などで開かれた第50回全国社会教育研究大会長野大会(会期:10/29-31)の中で行われたものです。
木村さんは大会の概要とともに受賞を報告。「たいへん感激した。受賞は社会教育委員を代表してのもので、委員や市民の皆さんの理解と協力の賜物。平和で豊かな地域社会を作るには住民の学習が大切。これからも、市民誰もが生きがいを持ち、地域に愛着を持って暮らせるよう活動に取り組みたい」などと抱負を述べました。
報告を受けて岸部市長は、「全国表彰は長年にわたる委員としての活動の成果。市の社会教育の取り組みは全国的にも評価できると聞き、安心した。これからも経験を活かし、子どもから高齢者まで各層の学習活動への助言・指導や地域の発展に貢献してほしい」、と受賞を称えるとともに今後の活動に期待を寄せていました。