2008年11月16日
コンテンツ番号2637
農作業や自然体験で大きく成長を
(2008.11.16)
長期山村留学「まとび学園」第16期生の収穫祭が11月16日、学童研修センター(三木田)で行われました。
まとび学園は、旧合川町で平成5年より継続している山村留学制度で、首都圏などの都会の小学生を対象に、1年間受け入れ、農家と山村留学センターを交互に生活しながら、地元の小中学校へ通学し、都会では体験することが困難な自然と農業に触れる田舎体験を重ねているものです。
この収穫祭には、普段離れて暮らしている保護者の方々や受け入れ先の農家の方々も参加しました。
収穫祭の冒頭には三澤学園長から、「子どもたち日々生活しながらいろいろな体験をして積み重ねていることが心身ともに大きな成長につながっている」とあいさつ。
つづいて、これまでの農作業や登山、キャンプなどの自然体験など4月からの取り組みや活動状況を紹介。そのあと個別に取り組んできた研究の成果や体験をそれぞれ「スイカ作り体験」(安井和哉さん小4年)「秋田弁について」(仲宗根瑠美さん小6年)「私の研究(ジャガイモからデンプン」(野崎あかりさん中1年)「ぼくのサトイモづくり」(菊地瞭太さん小4年)と題し体験発表しました。
そのうち、今年から新たまとび学園に新たに加わった安井さんは「スイカといってもいろいろな種類があるのを初めてしった」と発表、また、同じく今年から加わった菊地さんは「種いもから芽がでてみるみる大きくなっていった」とサトイモの成長ぶりの様子を発表。そのあと、「心の収穫」と題しこれまでの生活で学んだことや楽しかったことを発表しました。
最後に、自分たちのこれまで練習を積み重ねてきた「まとび太鼓」を披露すると参加された皆さんはこの半年間の子どもたちのたくましい成長の様子に心から喜んでいました。