2008年10月05日
コンテンツ番号2599
黄金色の清流米を収穫
(2008.10.5)
阿仁伏影地区の田んぼで10月5日、「マタギの里清流米」の稲刈り作業が行われ、首都圏消費者、阿仁地区児童らが収穫の喜びを体験しました。
清流米は、阿仁清流米生産グループ(伊東孝夫代表)が、阿仁の素晴らしい自然、水、空気で育てられた米をブランド化し、首都圏へ販売しているほか、阿仁地区の学校給食にも提供しています。
稲刈り体験は、消費者と生産者の交流活動として平成17年から行っており今年で4回目。
この日は、6月に同じ水田に田植をし、生き物調査を行いながら稲の成長を楽しみにしてきた阿仁合小と大阿仁小の5年生16人と保護者も参加、鎌を使った手刈りに挑戦しました。
会員から鎌の使い方と稲の束ね方を教えてもらったあと田んぼに入った児童からは「こんなに背が高くなったの。」「お米もたくさんついてる。」と歓声が上がりました。
最初はぎこちない手付きでしたが、消費者の方からも声を掛けてもらうなど、次第に要領をつかみ、刈り取る人と束ねる人のコンビネーションで、スムーズに作業が進み、黄金色の稲はあっという間に刈り取られました。刈り取った稲は、乾燥させるため「束立て」を行いました。
作業を終えたあとは、会員たちが用意してくれた新米のおにぎりとなめこ汁に舌鼓。
神奈川県横須賀市の参加者から「ここのお米は本当においしい。作り手がいなくならないよう、皆さんの中から誰か後を継いで、私たちにこのお米を食べさせてほしい。」と子供たちにリクエストも飛び出すなど会話がはずみました。 秋晴れのなか、参加者たちは産地の豊かな自然を肌で感じ秋の実りと収穫の喜びを実感しました。