第４回北秋田市社会福祉大会

地域にあった良質な福祉サービスを目指して

（2008.10.16）

福祉活動功労者の表彰や実践報告をした北秋田社会福祉大会（１６日、合川農村環境改善センター）

第４回北秋田市社会福祉大会が１０月１６日に合川農村環境改善センターで行われ、福祉活動功労者の表彰や、地域福祉活動の実践報告などが行われました。

北秋田市社会福祉協議会（高坂●司会長）では、旧４町社会福祉協議会の合併後に「北秋田市地域福祉活動計画」を策定し、「支え合って共に生きるまち」、「だれもが安心して暮らすまち」、「健康でいきいきと暮らすまち」を基本目標に実現に向けて事業を進めてきました。
※●は示に右

はじめに高坂会長が「地域の福祉は多様化しており、地域にあった良質な福祉サービスを展開していく必要がある。また、社会福祉協議会としても、介護・福祉事業に携わる職員が安心して生涯働き続けられる可能な体制づくりをし、地域に福祉事業を通じて還元できる体制づくりを目指していきたい」などとあいさつ。

引続き、厚生大臣表彰としてボランティア功労者の花田和さん（北秋田市鷹巣ボランティア連絡協議会）に表彰状が授与されたほか、北秋田市社会福祉協議会表彰、秋田県共同募金会長表彰が行われ、福祉事業に貢献、功労された皆さんに表彰状や感謝状が授与されました。（すべての表彰内容は下記に記載）

岸部市長は「表彰を受けられた皆さんには、それぞれの立場で地域福祉にご協力をいただき心から感謝申し上げます。住み慣れた地域で安心して暮らしていきたいという願いは誰もが思うこと。そのための地域づくりには、行政の施策のみならずこれまで様々な時代の要請に応え、活発に活動してこれらた皆さんのご支援は欠かすことはできません。一人でも多くの皆さまの積極的な参加と理解による地域づくりがなによりも必要」などと祝辞。引続き、津谷永光県議、近藤健一郎県議、吉岡興市議会議長が祝辞を述べました。

また、三杉営子副会長が「子供から高齢者、社会支援が必要とする方々が安全に安心して生活できる地域社会を実現するため、一層努力する」などと高らかに大会宣言案を宣言し、大きな拍手で承認されました。

休憩を挟んで、実践報告が行われ、津幡保三さん（道城寿クラブ希望会長）が『地域でできる心の健康づくり』と題し、「お誕生日のお祝い」や「健康増進ソバづくり活動」、「環境美化運動」など地域での活動を紹介しました。また、山田金成さん（阿仁前田駅前自治会長）は、『９．１７豪雨災害を経験して』と題し、昨年の豪雨災害の状況を時系列で説明し、災害を教訓にして自治会の隣組を意識した防災体制づくりや、自治会主導で行われた防災訓練の様子など紹介しました。

表彰された方々