2019年07月08日
コンテンツ番号3140
再生可能エネルギー技術者養成の拠点に
(2019年7月8日)
7月8日(月)、脇神字陣場岱の燦ソーラー発電所の隣接地に、誘致企業として新たに株式会社エレックス極東鷹巣・再生可能エネルギー研修センターが進出し、開所式が行われました。
株式会社エレックス極東は、本社が愛知県名古屋市にある電気設備のメンテナンスを主体として行う会社で、これまで北秋田市内においても、太陽光発電事業として、燦ソーラー(鷹巣)、阿仁森林メガソーラー(阿仁前田)、合川メガソーラー(合川)の3か所で発電事業を展開している会社です。
今回、秋田県県北地域の電気保安管理業務の業務拡張に伴う体制整備のほか、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの職員研修の場としてエレックス極東鷹巣・再生可能エネルギー研修センターを開所したものです。
神事の行われた後の開所式では、来賓として津谷市長から「平成26年8月から環境に配慮した再生可能エネルギー事業「燦ソーラー発電所」が竣工してまもなく5年、そのほかにも2基の発電施設が稼働している。また、市内公共施設や民間施設の電気保安管理業務を担っていただいている。当センターが拠点ととなることにより、これまで以上に迅速な電気保安管理業務の遂行も可能となるほか、新たにドローンを活用したソーラーパネル保守点検の操作研修も行われると伺っている。さらには当市の産業振興と雇用の拡大につながるものと大いに期待している」などとあいさつ。
続いて妹尾明秋田県産業労働部長からあいさつがあり、その後部長より県誘致企業受入決定通知書が手渡されました。
引き続き、株式会社エレックス極東三宅正貢代表取締役から「この研修センターを開所するにあたり、熱い思いでこの研修センターを開所した。電気保安管理業務を学び、全国で太陽光などの再生エネルギーを利用した発電の保守ができるように研修する場として今後も実りある事業として発展できるよう頑張るとともに、秋田県・北秋田市の地元の雇用創出にもつなげていきたい」などとあいさつ。
同社では、研修センターは5人の従業員で開始、将来的には15人の雇用を予定しており、小型無人航空機ドローンを使用した太陽光発電パネルの監視や風力発電、バイオマスなどの管理やメンテナンスに関する社員向け研修を行うとともに、この鷹巣研修センターから一人でも多くの日本の再生可能エネルギーを支える技術者の養成ができればと考えているとのことです。