2008年10月21日
コンテンツ番号2571
健康と地域づくりの推進を誓う
(2008.10.21)
北秋田市老人クラブ連合会森吉支部大会が、10月21日、森吉コミュニティセンターで開催され、会員約260名が出席し、健康と地域づくりの活動の推進を誓い合いながら親睦を深めました。
大会では、まず、健康づくりの研修会が行われ、「長寿を求め、後期高齢者制度の仕組みを考える」と題して、市役所保険課職員から説明があり、熱心に耳を傾けながら制度への関心を深めていました。
その後、式典に先立ち、活発な活動に対する秋田県老人クラブ連合会の表彰が前田駅前単位クラブと支郷単位クラブ女性部に伝達されました。式典では、北秋田市市民憲章が朗読され、物故会員に黙祷をささげた後、佐藤篤市支部長があいさつに立ち、「昨年の水害の克服はじめ、国体や今年の全国植樹祭にあたっての環境美化や天皇皇后両陛下のご歓迎など成功に導いた老人クラブの貢献も大きい。」と振り返り、関係機関の支援に感謝しながら、「いま内陸線の存続が問題になっているが、車を運転できない高齢者や孫の通学などに欠かすことができない交通手段。存続運動に協力しましょう」とうったえ、「今後も地域の皆さんと連携しながら安全、安心の地域づくりのために実践活動にまい進していくことを誓い合いたい」と決意を述べました。
つづいて、来賓の岸部市長と吉岡市議会議長が、「植樹祭で森吉支所に立ち寄られた天皇陛下が、自然に恵まれすばらしいところと称えておられました。恵まれた環境を守りながら健康で長生きしてください」などと祝辞を述べました。
最後に、大会宣言が提案され満場の拍手で確認されました。大会宣言は「健康・友愛・奉仕の三大運動など多彩な活動を展開し、誰もが安心して暮らせる地域づくりへの取り組みを推進してきた。地域関係者と連携して次の事項の実践を誓う」として「▽健康づくりと介護予防活動の推進▽「漏・壮・青・少・幼」すべての世代間交流の推進▽孤独・弱者な方たちへの声かけ、友愛活動の推進▽夢を語り合える公平な地域社会の創造と連帯の推進」を掲げています。
式典の後、配られた弁当をひろげ、車座になって歓談したり、アトラクションを楽しみながら親睦を深めていました。