2008年10月25日
コンテンツ番号2564
農・工・商の物産、技術を一堂に
(2008.10.25)
第3回北秋田市産業祭が「見直そう 活かそう 郷土の資源」をテーマに、10月25日から鷹巣体育館で始まりました。農・工・商全般にわたる展示品の観覧や特産品を買い求める多くの市民でにぎわいました。
合併初年度は、産業祭(産業文化祭)は旧町ごとに分散開催されましたが、昨年から市全体の地場産業の振興や地域経済の活性化を図るため、市や商工会、JAなどで作る実行委員会が主催し、一本化したイベントとして開催されています。
会場の鷹巣体育館には、開館の午前10時前から大勢の人が詰め掛け、ステージ前で開会セレモニーが行われました。はじめに副市長の佐藤修助実行委員長が、「昨年は、豪雨災害で大変なご苦労をされたと思う。目の前に並んでいる素晴らしい農産物等を見ると今年は災害等がなくて本当によかったと実感していいる。農業、工業、商業ともより一層相互の技術を高められてさらなる発展に繋げてほしい。明日までの産業祭をごゆっくりお楽しみください。」などとあいさつ。
また、来賓の岸部陞市長が、「昨年の今頃は、災害のあとで来る春に本当に田植えや作付ができるのか心配な状態だった。市としても復旧を春に間に合わせるよう頑張ったが、皆さんたちが一生懸命努力した成果で、実り多き収穫の秋を迎えることができた。本当によかったと思っている。」などとあいさつ。
開会式のあとステージでは、郷土芸能「鷹巣ばやし」や金沢恵美子地元民謡ショーが行われ会場を盛り上げました。
館内では、JA農産物品評会や漬物、お菓子ほか特産品の販売、福祉器具、木材、などの事業者による企業製品の展示や販売、鷹巣農林高校の農産物販売、北秋田市に新設される高校の学校活動の紹介、秋田内陸線や大野台工業団地のPR、鷹巣技術専門校の展示・販売が行われてました。
このほか、サブ体育館と屋外のテント村では「びっくり商業祭」が開かれ、海産物やスポーツ用品、スタットレスタイヤ等が格安販売。「やまと豚」や「なんこ鍋」、「たんぽドック」などの特産品に多くの買い物客で賑わいました。
26日は、ステージで午前11時からフィリピンで「ジャズの神様」として有名なレネ・クルーズの生演奏が行われるほか、午後1時からは、桂ゆり歌謡ショー、「梅乃つぼみ・ハッパ」によるお笑い親子漫才が予定されています。また、会場周辺では、正午より、牛の丸焼きPR大試食会が行われるほか、チェーンソーアートの実演や消防ハシゴ車の展示なども行われます。