2008年10月25日
コンテンツ番号2561
半世紀を振り返り新たな飛躍を誓う
(2008.10.25)
北秋田市立鷹巣中学校(佐藤敬顕校長)の創立50周年記念式典が、10月25日、同校体育館で開催され、全校生徒はじめPTA、教職員、OBなど約700人が出席して半世紀の節目を盛大に祝いました。
鷹巣中学校は、昭和33年9月10日に、町村合併で進められた中学校再編の一環として、鷹巣、栄、綴子、坊沢、緑ヶ丘分校、七座、沢口の7校が統合して創立されました。 その後昭和34年6月に新校舎が完成し、平成7年2月に、旧校舎の老朽化や台風被害等のため現在の校舎に改築されました。
これまでに同校を卒業した生徒は1万6,423人。この間、「自主・友愛・誠実」を校訓として「県北の雄」としての誇りのもと、昭和63年の30周年記念、平成10年の40周年記念の節目を経ながら、昭和49年と昭和55年には全国バレー大会に出場、平成5年、平成7年には全国中学校駅伝大会に出場、平成13年には全国中学校陸上競技大会に出場したほか各種競技大会で全県優勝を続けるなど勉学やスポーツに数々の栄光を刻んできました。
式典では、佐藤校長が、同校の半世紀を振り返りながら「50周年を機にさらに活力ある学校にするために中学生らしい強さと優しさをもって学校生活を送ってもらいたい。地域や関係者の支援に感謝します」と式辞。実行委員長の山内幸雄PTA会長が「若鷹のようにはばたいて先輩たちが築いてきた伝統を後輩に伝えていただきたい。50周年を契機にさらなる飛躍を願う」とあいさつ。
また、来賓の岸部陞市長と加賀隆寛教育委員長が「自主・友愛・誠実の校風を後輩に引継ぎながらより高い理想にむかって発展することを祈念する」「100周年に向け新たな歴史を築いていくことを期待する」と祝辞を述べました。
この後、生徒会長の高橋晃平さんが「50周年の節目に在籍できたことは光栄。伝統の重みを認識し、一歩一歩未来へ向かって歩んでいきたい」とあいさつし、最後に全員で校歌を合唱して式典を閉じました。
式典のあと、生徒によるアトラクションが行われ、運動会ではじめて全校生徒で取り組んだ「よさこいソーラン」を3年生全員で力強く披露するとともに、50周年を記念して創作された鷹中讃歌「翼にのせて」を全員で高らかに合唱して、鷹中健児の意気込みをアピールしました。
また、同校の卒業生である梅乃ハッパさん(永井良治氏)による講演が行われました。梅乃さんは吉本興業に所属し、平和ラッパさんとコンビで音曲漫才師として活躍しています。ユーモアたっぷりに中学時代の思い出やギターを愛して仕事を続けてきた経験を語りながら「人と人とのつながりを大事にして自分の後ろ姿を見ながら努力を」などと激励しました。
なお、鷹巣中学校では記念事業として、同校の50年間の学校紹介、卒業生や教職員の紹介を主な内容とした記念誌を発行して販売します。販売価格:2000円(記念DVD付)
問合せ
鷹巣中学校 〒018-3333 北秋田市坊沢字下上野79
電話 0186-62-1701
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