2008年09月07日
コンテンツ番号2543
警察犬の能力を競う
(2008.9.7)
日本警察犬協会秋田県支部(佐々木幸司支部長)主催の警察犬奥羽日本訓練チャンピオン決定競技会が9月7日(日)北欧の杜公園で開催され、訓練の成果を競いました。
大会には、東北各地と新潟県から訓練士、指導士と113頭のシェパードやラプラドールなどの警察犬種が参加し、プロ(訓練士)とアマチュア(一般愛犬家)の部に分かれて、匂いをかぎ分ける「選別」、特定の人の足跡を追う「追及」、指導士の指示のとおりに行動する「服従」、指導士の指示により相手を威嚇、襲撃する「警戒」、それぞれを組み合わせた19種目の課題に臨みました。出場した犬は「止れ」「座れ」「伏せ」「飛べ」などの指導士の指示のとおりに行動し、日ごろの訓練の成果を発揮していました。
警察犬は、警察が直接所有、管理する直轄犬と警察の審査で優秀な能力が認められて警察犬として認定された嘱託犬があり、嘱託犬は警察の要請により指導手とともに犯罪捜査などに協力します。ちなみに秋田県には現在13頭の嘱託犬がおります。
大会会長である佐々木支部長は、「すばらしい会場で充実した競技ができました。これからも続けて開催したいと思います。北秋田市のご支援に感謝します。」と競技会の成功を喜んでいました。