2008年09月29日
コンテンツ番号2485
内陸線で一味違った芸術の秋
(2008.9.21)
内陸線の乗車を取り入れた米内沢高校(佐々木潤子校長)の芸術鑑賞が9月29日、仙北市のたざわこ芸術村で行われ、生徒や教職員、保護者など約150人が参加し内陸線の旅とミュージカルを鑑賞を楽しみました。
普段はテレビや映画を観る機会の多い生徒達。同校の芸術鑑賞は、優れた演劇の中から人間としての生き方を探り、共感する機会を得て欲しいと数年ぶりに行われました。
また、全校生徒の3分の1にあたる約40人の生徒が毎日の通学に内陸線を利用していることもあり、学校行事で内陸線を利用することで地域に恩返しができればと、校外観劇という新しい取り組みを実践しました。
参加者は午前7時30分鷹巣駅発の列車に各駅から乗車し、午前10時に角館駅に到着。
その後、たざわこ芸術村でミュージカル「おくのほそ道」を鑑賞しました。 生徒達からは演劇の感想に加え「車窓の景色がとても良かった」という声が多く聞かれ、通学で内陸線を利用している生徒も「皆と一緒に見る景色は格別だった」と話すなどそれぞれが日常生活と一味違った経験を積んだようでした。
また、保護者からは「子どもの学校行事にこのような形で参加できることに感謝したい」という声も聞かれました。