2008年08月02日
コンテンツ番号2478
ホットな演奏で魅了
(2008.8.2)
「真夏の夜の白熱ライブイベント」と題したアマチュアバンドコンサート「夏バン!2008」が8月2日(土)、北秋田市文化会館で開かれ、ロックファンらが地域の若者たちによる熱い演奏に引き込まれました。
出演は、主に市内で活動している「BRAT(ブラット)」「COOL(クール)」、女性グループ「ジュリアン☆ママ」「Wild Cherry(ワイルド・チェリー)」の4グループと秋田市の「わっさんず0821」の5つのグループ。
市内には20ほどのアマチュアバンドがあると言われていますが、いずれのグループも独自に練習を続けてはいるものの、予算や会場などの都合で発表の機会が少ないのが現状。そこで市文化会館が一昨年から、若者たちの活動を支援するため会場を提供、夏季は「夏バン」、冬は「冬バン」という名称で自主事業として実施されています。
企画・運営は、参加グループの有志。出演団体も、新結成したグループも加わるなど、このコンサートを通じたロック仲間の輪が広がっています
5回目のコンサートとなった今回は、6月に発生した岩手・宮城内陸地震のチャリティライブとして実施され、受付に置かれた募金箱には訪れた人たちが開演前や休憩中にポケットマネーを入れていました。
各グループの演奏スタイルは、オーソドックスなジャパニーズロックからビジュアル系バンドまでさまざま。はじめに登場したBRAT(ブラット)は、会場の外にまで響く大音量で観衆をロックの世界に引き込み、ヒートアップさせました。
続いて登場したCOOL(クール)のボーカル担当は1曲目の演奏後、「こうして自然豊かな北秋田市で活動できることは幸せ。今後も音楽を通じてまちづくりに参加して行きたい」と抱負を語り、また「昨年の豪雨災害では全国から支援を受けた。6月には岩手・宮城内陸地震が起きたが、自分たちもささやかながら支援活動にお手伝いしたい。どうぞご協力を」と会場に募金を呼びかけていました。
この後も、個性的な衣装で登場した女性バンド・ジュリアン☆ママや秋田市の家族バンド・わっさんず0821などがのりのりでコピー曲やオリジナル曲を演奏し、観衆を釘付けにしました。