2019年07月19日
コンテンツ番号3134
児童がプランターカバー製作や慶祝森林自然公園を散策
(2019年7月19日)
森林体験学習「Forest Kids」が、7月3日(水)と11日(木)に鷹巣小学校と慶祝森林自然公園(坊沢字深関沢)で行われ、木材とのふれあいを通じて森林への理解と関心を深めました。
この取り組みは、木を子どもの頃から身近に使っていくことや森林を散策することを通じて、人と、森と木との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育てることを目的に北秋田市が主催で行っています。
7月3日は、木工教室が鷹巣小学校で行われ、4年生の児童64人のほか、講師として大館北秋田森林組合や秋田県森づくり推進課、北秋田市農林課の職員など13人が参加しました。
県産秋田スギを使って、長さ90センチメートル、幅25センチメートル、高さ20センチメートルほどの「プランター用木材ケース」を製作しました。講師の実演の後、2~3人のグループに分かれて製作を開始。児童たちは、あらかじめカットされた板材を、金づちとくぎを使って組み立て、途中くぎが曲がったり苦戦する場面もありましたが「スギのいいにおいがする」などと話しながら協力してプランターを完成させました。
7月11日は、森林体験学習を慶祝森林自然公園で行いました。はじめに、森の案内人らを講師に、森林の働きに関する講話やロープの結び方などのロープワークの説明が行われ、児童たちは真剣に耳を傾け、森林への理解を深めました。
この後、昨年度整備された公園内の遊歩道「自然発見いっぱいロード」を散策しました。この日は天気に恵まれ、児童らは木の枝やマツボックリを拾うなどして元気に全長1.1キロメートルのコースを歩き、自然とのふれあいを楽しみました。
この日拾った木の枝やマツボックリなどは、後日図工の時間で利用し、それぞれが思い思いの作品を作成しました。