2008年08月15日
コンテンツ番号2454
「サギサギ」米内沢三吉神社のお祭り
(2008.8.15)
米内沢三吉神社の祭典「サギサギ」が、8月15日、米内沢地区で行われ、まわし姿の米内沢共勇会員たちが梵天を掲げて町内を練り歩き、倉ノ山に祀られている三吉神社まで運び上げて奉納しました。
通称「サギサギ」は、毎年8月15日に実施される米内沢の三吉神社のお祭りで、米内沢共勇会(庄司 傑会長)が伝統を継承しております。行列は、まわしを締めた会員や子供たちが、梵天を掲げて健康や五穀豊穣を祈願しながら町内をめぐります。
今年は、松岡忠恭(ただみつ)さん《米内沢大町》が、無数の御幣で作った、重さ20kgほどの梵天を掲げ、子供たちも色梵天を掲げて、囃子とともに「さ〜ぎ さ〜ぎ・・・」と詠いながら地区内の各自治会等を回りおよそ8kmの行程を練り歩きました。
午後からは、三吉神社が祀られている標高314mの倉ノ山の頂上まで、まわし姿のまま梵天を掲げ、岩場の山道を縫って一気に運び上げ威勢よく祠に奉納しました。
梵天の奉納には米内沢共勇会の会員ほか米内沢本郷会の役員や一般の方々も参加し、今年は82歳の松橋久太郎さんも元気に頂上まで登り三吉神社に参詣していました。