2008年08月17日
コンテンツ番号2452
逃げ回るイワナ、マスとの格闘で歓声
(2008.8.17)
北秋田市鷹巣子ども会育成連絡協議会(湊屋啓二会長)が主催する「平成20年夏だ!川だ!〜魚のつかみどり大会」が8月17日(日)、中岱橋(建設中)下流の米代川河川敷で開かれ、参加した子どもたちがイワナやマスのつかみ取りに挑戦しました。
市鷹巣漁業協同組合(湊屋啓二組合長)との共催。自然と触れ合う機会が少なくなった子どもたちに、川遊びを通して河川愛護と自然との共生を学んでもらうことをねらいとし、今年で11回目の開催となりました。会場は、国土交通省が花壇や駐車場を整備した河川公園の一角。子どもたちでも捕まえやすいように、米代川本流から引き込んだ水路の浅い部分をネットで仕切り、仮設の生簀にして行われました。
参加者は子どもの部が105人、大人(中学生以上)の部が6人の計111人。東京から市内の実家に帰省中の子どもや大館市から参加した子など市外からも30人の参加がありました。
午前9時に始まった開会式では湊屋会長があいさつで、「今日放すのはイワナ1350匹と2キロのホウライマス20匹。去年は平均でも5匹、最高では40匹も捕まえた子もいた。魚はすばしっこいので頑張ってつかまえて」と子どもたちに語りかけました。
この後、押し合ったりしないように注意した後、就学前の子から小学校低学年〜高学年と順番に川に入り、漁協の組合員が網で魚を放すと、衣服が濡れるのもかまわず、歓声を上げながらすばしこく逃げ回る魚を夢中で追いかけ回し、ようやく捕まえるとお父さん、お母さんの持つ袋に笑顔で見せていました。
このほか、午後2時からは鮎の友釣りを家族で体験する「親子で鮎釣り体験」も行われ、5組の親子が漁協組合員の指導でアユ釣りにチャレンジしました。
この日は、最近の雨の影響で河床のコケが流されたことから魚影は少なめでしたが、子どもたちは大アユがかかるのを期待しながら、長い竿を伸ばしじっくりと当たりを待っていました。