2008年08月22日
コンテンツ番号2433
生活、広域観光等のパイプとして整備促進を
(2008.8.22)
県道河辺阿仁線整備促進期成同盟会(会長=岸部陞北秋田市長)の平成20年度総会が、8月22日、阿仁支所で開催され、平成19年度の事業報告と決算、平成20年度の事業計画と予算がそれぞれ原案どおり承認されました。
総会では、岸部会長が「河辺阿仁線は、旧河辺町と旧阿仁町の積極的な働きかけによって平成7年に県道に昇格された。生活基盤として、また地域振興のためにも必要な路線。厳しい財政状況ではあるが少しでも進められるよう関係各位のご協力とご支援をお願いしたい」とあいさつ。
来賓として出席した各市選出の県議会議員を代表して、津谷永光議員が「河辺阿仁線については県議会の場でも取り上げて行きたいので同盟会の積極的な活動を期待したい」と激励。北秋田地域振興局の三浦建設部次長は「昨年の豪雨災害により一部不通となっているので復旧に努めている。当路線の整備にはトンネルや橋梁等大きな費用を要し、交通量も少ないことから財政状況が好転するのを待って検討していきたいが地元の熱意も尊重したい」と祝辞を述べました。
審議の結果議案はいずれも原案どおり承認されました。 事業計画として現地調査と関係機関に対する要望活動を実施することにしました。
県道河辺阿仁線は、秋田市河辺地内の国道13号線の起点から本市打当地内の市道までの59kmの区間で、広域的な観光振興や産業振興のためにも重要な路線となっています。
しかし、勾配が急で狭隘(いつ)であることから冬季や災害発生の危険があるときはたびたび通行止めとなります。このことから通年安全に交通できるよう整備を促進するために、本年1月16日に、北秋田市長、秋田市長、仙北市長が発起人となって「県道河辺阿仁線整備促進期成同盟会」が設立されています。