2008年08月25日
コンテンツ番号2416
中林瑞穂さんが柔道女子個人戦で東北チャンピオン
(2008.8.25)
東北中学校体育大会・第31回東北中学校柔道大会の女子個人戦44級で優勝した中林瑞穂(みずほ)さん[合川中2年]が8月25日、市役所を訪れ三沢教育長に成績を報告、東北大会優勝の喜びと今後の抱負を語りました。
8月9日に青森県弘前市の県立武道館で開催された同大会の個人戦は、東北各県の各階級で優勝した選手と2位の選手が出場し、予選ブロックを経て決勝トーナメントを勝ち上がり勝者を決定します。
中林さんは秋田県2位で同大会に出場、3人1グループの予選ブロックを2戦全勝で通過、決勝トーナメント準決勝は宮城県の選手を横四方固めで1本勝ち、決勝は岩手県の選手を旗判定で破り、見事東北チャンピオンに輝きました。
中林さんは「予選リーグの初戦はあまり動けなかったが、試合を重ねるにつれ動けるようになった。目標は、決勝トーナメントに残る事だったが、優勝できてうれしい」と大会を振り返り、また「来年は、もっと練習を重ね、個人戦と団体戦とも県大会で優勝し、全国大会を目指したい」と今後の抱負を述べました。
報告を受けて三沢教育長は「東北大会優勝おめでとう。来年は県大会でも優勝し、全国大会に出場できるよう精進してください。夢は見るものではなく、叶えるものです。高い目標を持ってがんばって」と激励しました。
中林さんが柔道を始めたのは、小学3年生の時、弟が通う合川スポーツ少年団の柔道教室について行ったのがきっかけ。それ以来柔道の魅力にはまり柔道歴6年、現在合川中女子柔道部の主将を務めています。
目標にする選手は、アテネと北京オリンピックで2大会連続金メダルを取った谷本歩実選手。「常に1本を目指す柔道に憧れている」と話す中林さん。「自分も常に1本を取れる柔道を目指したい」と力強く話してくれました。
また、報告には教頭と柔道部顧問が同席し、顧問の工藤智也教諭は「中林さんは、練習の合間でも時間を惜しんでがんばるところが強さの秘訣。今後もそのがんばりで、柔道部を引っ張って欲しい」と期待を寄せていました。