2008年08月25日
コンテンツ番号2414
団体11位・個人4位、これまでの最高成績を報告
(2008.8.24)
このほど東京都江東区有明の東京国際展示場(東京ビックサイト)で開かれた「第43回交通安全子供自転車全国大会」で上位の成績を収めた竜森小学校(明石勝美校長、児童数12人)の選手、校長らが8月25日(月)、市役所を訪れ、三澤仁教育長に成績と大会の様子を報告しました。
子供自転車大会は、小学校4年生以上の児童を対象に、交通安全への興味と関心を高めるとともに、自転車による事故防止の意識向上などを目的して地方大会や県大会から多くの学校が参加しています。
同小は、7月2日に秋田市の県立体育館で開かれた県大会の団体の部で13回連続14度目の優勝を遂げて全国大会への出場を決め、鷹巣南小学校との統合のため今年度で閉校となる同小にとって有終を飾りました。
8月8日に行われた全国大会には都道府県大会を勝ち抜いた47チーム188人の選手が参加、学科及び実技による競技が行われました。竜森小は昨年の大会では25位でしたが、これまで最高の団体11位という好成績を収めたほか、個人では6年生の堀部亘世(のぶと)君が第4位に入賞しました。堀部君は交通規則や安全な乗り方を問う学科、安全走行テストと技能走行テストが実施される実技でも満点(減点なし)を獲得、上位とはタイム差のみという優秀な成績でした。
参加した選手6人は、大きな声で成績を結果を報告。また「南小学校と統合になっても伝統を引き継いで頑張ります」と誓いました。個人4位入賞の堀部亘世君は、「昨年の大会より良い結果を出せるよう厳しい気持ちで練習してきた成果。ほんとうにうれしい」と大会を振り返っていました。
報告を受けて三澤教育長は、「おめでとう。全国大会での結果は、みんなが自転車だけでなく、竜森小のもう一つの伝統である育林活動や日頃の学習をきちんと続けてきた賜物。学校の歴史は閉じるが、伝統を忘れずに新しい学校でも伝えて」、と激励しました。