2008年08月25日
コンテンツ番号2411
9件の議案を原案どおり承認、可決
(2008.8.25)
北秋田市上小阿仁村生活環境施設組合(管理者=岸部陞北秋田市長)の第2回議会定例会が、8月25日、森吉支所で開かれ、提案された9件の議案等が原案どおり承認、可決されました。
議案審議に先立ち岸部管理者は、行政報告で「清幸苑の19年度の火葬実績は、人体253件、動物など86件。長下処分場の搬入実績は、2,588tで前年比1,845t増となった。そのうち豪雨災害のごみが2,064tを占めた。処分場の残余容量が逼迫してきており施設の維持管理や処理体制の根本的な見直しが必要となっている。処分場に係る水質等の分析結果は適正で安定した状態にある」と報告しました。
認定された平成19年度の決算は、収入済総額が負担金や手数料等で1億4743万720円。支出済総額は、施設の維持管理や人件費、公債費等で1億4197万2323円となっています。
承認された専決処分は、規約の一部改正と、当初計上漏れがあった財務システムの賃借料と保守委託料を追加する補正予算。 補正予算は、長下処分場の重機の修繕費や燃料費など479万7千円を追加するもの。
また可決された条例関係は、管理者や議員、監査委員の報酬について衛生施設組合との整合性を図るため減額改定するもの。長期継続契約を締結できる契約に関する条例、組合職員を5人以内とする定数条例の一部を改正する条例、公平委員会の事務の委託について。
議案審議で、議員からは、19年度の決算の未収金の内訳は。長期継続契約に該当するものは。職員定数の増員は総務費の増額をともなうのか。との質問が出され、岸部管理者や事務局は、「未収金は長下処分場の利用料1件で20年度に収入済みとなった。長期継続契約は財務システムのリースと保守に適用される。専従職員の配置によって総務費は増額となる」などと答弁しました。