2008年08月25日
コンテンツ番号2401
内陸線存続に向け「やる気」と「本気」をアピール
(2008.8.8)
秋田内陸線沿線の北秋田市と仙北市の住民、支援団体などが8月25日(月)、秋田市で集会や行進を行い県民に内陸線の必要性を訴えるとともに、県知事と県議会に存続の要請文を提出しました。
主催は秋田内陸縦貫鉄道存続アピール行進実行委員会(実行委員長=「秋田内陸線の存続を考える会」佐藤信夫会長)。行進には、考える会など両市の支援団体や商工会、観光協会、婦人会などから約330人が参加しました。
参加者は、内陸線とバスを乗り継いで午前11時に秋田駅前アゴラ広場に集結。はじめに内陸線存続アピール行進実行委員会の佐藤信夫委員長が「内陸線存続アピール行進は県民に理解いただけるものだと思う」、また秋田内陸縦貫鉄道を守る会の鈴木定平会長が「9月の知事判断に最後の訴えをしたい」とそれぞれ決意を述べました。
この後参加者は、『内陸線存続アピール行進』の横断幕や『明日へ走る内陸線』と書かれたのぼり旗などを手に時折雨に打たれながら行進しました。県庁では寺田知事や県議会各派代表に存続の要請文を手渡しました。知事は、「重い荷物を背負って将来に進むことになる」、また「住民の力は無限にある。その力が存続を成功させると思う」と運動の継続に期待を寄せました。
県議会代表からは「内陸線の将来を共に知恵を出して考えたい」など支援のことばをいただき、、また、地元選出の津谷永光議員と門脇光浩議員から「知事、議会、県民に存続の思いが伝わった。今日の行動をスタートに、共に頑張ろう」と激励を受けました。
最後に参加者代表が知事や県議会に存続を強く訴えたことを報告し、今後の乗車運動の継続を満場の拍手で確認しあって県庁を後にしました。