2008年07月10日
コンテンツ番号2339
綴子大太鼓のとどろき、全国・世界に紹介
(2008.7.10)
NHKのラジオ番組「NHKここはふるさと旅するラジオ80(はちまる)ちゃん号」の生放送が7月10日(木)昼、大太鼓の館前で行われ、14日、15日の例大祭を控えた綴子大太鼓や、森吉山、浜辺の歌音楽館などが全国に紹介されました。
番組は、NHKが2005年に放送80周年を迎えたことを記念した始まった企画で、移動スタジオを兼ねた中継車「80ちゃん号」を使って全国のふるさとの風景を生中継したり、ゲストを招いたミニライブなどを展開しています。放送時間は月曜から土曜の12時20分過ぎから45分頃までの約25分間。ラジオ第1のほか、FM放送、NHKワールド・ラジオでの同時中継も行われています。
週ごとに一つの都道府県が取り上げられ、今週は秋田県から放送されています。中継車は、羽後町、秋田市、大潟村での中継を経て北秋田市に移動、道の駅たかのす・大太鼓の館からの放送となったものです。進行役を務めたのは同局の森下和哉アナウンサーと秋田放送局の大沢幸広アナウンサーの2人。
地元綴子地区の住民や、道の駅を訪れていた人たち約100人を前に始まった番組では、綴子神社例大祭での今年の当番町にあたる上町大太鼓保存会(高橋忠俊会長)の皆さんが出演し、大太鼓の館の外で直径2.16mの3番太鼓を演奏しました。
また、同保存会の高橋祐三郎さん(79)が大太鼓のたたき方や祭典と地域とのつながりを、また、笛での伴奏務めた高橋勇さん(67)が師匠から弟子への代々受け継がれてきた笛の演奏方法などを紹介しました。
このほか、市の職員が花の百名山・森吉山の魅力を伝えたほか、成田為三と浜辺の歌音楽館を紹介するなど、全国、世界のリスナーに北秋田市をPRしました。
なお、明日11日金曜日の放送では、小坂町の康楽館から中継されることになっています。