2008年07月16日
コンテンツ番号2281
水辺に映える約1千株のアジサイを観賞
(2008.7.16)
市鷹巣婦人団体連絡協議会(中嶋喜代会長)が主催する「あじさいの丘交流会」が7月16日(火)、鷹巣中央公園のあじさいの丘で開かれ、会員らが今年も美しく咲いた約1千株のアジサイを観賞しながら、交流を深めました。
中央公園のアジサイは昭和55年、同協議会が結成5周年を記念して植栽を始めたもので、春のサクラ、初夏のツツジと合わせ、同公園を1年を通じて花で飾りたいとの目的で、節目の年ごとに植栽が続けられ現在は1千株を超える規模にまで広がっています。
今年の交流会には、会員ほか岸部市長、吉岡議長、県鷹巣阿仁福祉環境部の戸嶋敏博環境指導課長など約100人が出席。開会に先立ち、会員が作詞・作曲した「あじさい讃歌」を合唱し、アジサイへの思いを歌で伝えました。
同協議会は昨年10月、これまでの植栽活動による地球環境保全活動が評価され、県知事から表彰を受けています。また、県緑化推進委員会(藤島直一理事長)からも同様の表彰を受けることになり、交流会の冒頭、戸嶋環境指導課長と藤島理事長から中島会長に表彰状が授与されました。
表彰式のあと中嶋会長が、「ふるさと踊りと餅っこ祭り、婦人芸能祭とともに婦団連の3大事業として植樹と手入れを続けてきた。2年後には30週年を迎える。今後も長く市民に親しまれるよう手入れを続けて行きたい」とあいさつ。
続いて岸部市長が、国体や全国植樹祭での婦団連の協力などにも感謝しながら、「みなさんの顔を拝見するたびにこのあじさいの丘のことを思う。これからもぜひ植栽を続け、公園を花の名所にしていただきたい」と述べました。
この後、参加者はアジサイが一望できる場所にグループごとに車座になり、花を愛でながら憩いのひとときを過ごしていました。
中央公園のアジサイは周囲の樹木に囲まれ、また水辺に植栽されていることから、日差しが強いときでもしっとりとした風情の花を観賞できるのが特徴です。蝉時雨を聞きながら、「あじさいの丘」周辺を散策してみませんか。涼味万点です。中央公園のほか、合川・三木田地区にある「翠雲公園」も株の多さと種類の豊富さで知られています。