2008年07月20日
コンテンツ番号2263
みんなで乗って残そう内陸線
(2008.7.20)
内陸線を残して欲しいと願う前田駅前地区の住民が7月20日(日)、「乗って残そう内陸線」の横断幕とともに、内陸線で阿仁前田駅から角館駅までを往復し、乗車運動を展開しました。
この運動は、内陸線「阿仁前田駅」の沿線にある前田駅前商店会が地元自治会・地区の商業会とともに地域住民に参加を呼びかけたもので、夫婦・親子連れなど約40名が参加しました。
はじめに主催者である前田駅前商店会の加賀隆之会長が「内陸線は存廃の岐路に立っているが、乗って残さなければならないと感じている。今日の取り組みをきっかけに、第2弾・第3弾と乗車の輪を広げていければと思う」とあいさつ。
その後、主催者が用意したサロンカーに乗って角館まで列車の旅を楽しみました。角館に到着してからは、4班に分かれて武家屋敷や外町を散策。古くからの商店が並ぶ角館の街を歩くことで、この運動のもうひとつの目的である「魅力ある商店街づくり・まちづくり」に関する見識も深めていました。
参加した方々からは「内陸線を残すために何か協力できればとは思っていたが、誰かが声を掛けてくれるのを待っていた。いい機会になった」、「地区の人と話をする機会に恵まれ、交流をより深めることができた」といった声が聞かれました。また、「秋になったら自治会の各班ごとに内陸線を利用しよう」という声もあり、今後も継続して乗車していきたいという機運が高まっていました。