2008年07月31日
コンテンツ番号2167
国、県への要望事項等を確認
(2008.7.31)
平成20年度第1回秋田県副市長会議が7月31日(木)、阿仁前田の北秋田市観光案内所・四季美館で開かれ、平成20年度の歳入歳出予算案を決めたほか国、県に対する要望事項などを確認したほか、建設中の森吉山ダムなどを視察しました。
定例会には12市の副市長と副市長が不在となっている湯沢市の総務部長ほか事務局職員、県市町村課の職員らが出席。北秋田市からは佐藤副市長ほか、岸部市長、畠山部長、松岡企画部長らが同席しました。
はじめに岸部市長が、「四季美館のある阿仁前田地区は、昨年の豪雨災害で最も被害が大きかった場所だが皆さんからの支援もあり復興できた。また6月の全国植樹祭でも多数のご参加をいただくなどお礼申し上げたい」と感謝の言葉を述べました。
また、「地方分権推進委員会からは、生活者の視点に立った『地方政府』を確立するよう第1次勧告も出された。厳しい地方財政の下、長寿医療制度や不透明な道路財源といった課題を抱えながら市政を進めなければならない。そのためにも副市長と一緒になってよりよい方向に進めることが求められている。当市では、秋田内陸線の存続なども大きな課題だが、ぜひよいアイデアをお寄せいただきたい」、などとあいさつ。
会議では佐藤副市長を議長に選出し、事務局から平成19年度及び開催日までの実施事業等が報告された後、19年度一般会計の歳入歳出、退職金特別会計歳入歳出予算等を承認、また国・県に対する26の継続要望事項、8つの新規要望事項を確認しました。
このうち北秋田市では「地方財政基盤の充実強化について」「医師養成・確保と地域への均衡ある医師配置について」「交通体験の整備促進について」「空港整備の促進と利便性の向上について」の4つを要望し、医師養成については重点要望事項としています。
また、協議事項として2011年に予定されている地上デジタル放送の完全移行について、総務省東北総合通信局の担当者から説明があり、スムースな移行に向けた啓発などについて確認しました。
会議終了後、参加者は森吉山ダムの建設現場に移動し、森吉山ダム建設事務所長から工事の概要について説明を受けました。