2008年06月01日
コンテンツ番号2131
本番同様に時間や動きを確認
(2008.6.1)
6月15日に県立北欧の杜公園で開かれる第59回全国植樹祭の総合リハーサルが6月1日(日)、現地で行われ、式典や輸送、接遇、植樹などの各部や班単位にそれぞれの役割を確認しました。
総合リハーサルは、全国植樹祭を円滑に運営するため、会場において本番同様の体制で本番に向けた総合調整を行いました。実施本部員や式典への出演者など約2000人が参加し、植樹祭本番に向けて演技の動きや進行などを確認しました。
式典部門では、市内16小学校の児童がアトラクションの演技と、天皇皇后両陛下のお手播き、お手植えなど各場面での介添えの役割を、5中学校の生徒が合唱隊や3旗掲揚などの介添え役を担います。このほか、北秋田市からは、前山郷土芸能保存会や藤島尚子バレエ教室、商工会青年部などの有志がアトラクションの中で演技を披露することになっています。午前中は各役割ごとに分かれて本番の介添えや演技の指導や位置の確認が行われました。午後からは式典の開始から終了までを当日のタイムスケジュールにあわせて本番さながらに行われました。
演技隊が披露するのは、「秋田の森・川・海〜豊かなめぐみの循環」と題するアトラクション。水をイメージする青色の布などを使い、約8分弱の演技で、湧き出た水が川を流れて海に達し、さらに蒸発した水が最後には雨になって再び大地に戻るという自然の循環と秋田の自然の豊かさを表現します。川と海の水を表す布を動かす役は小学生、その間を、こぎ手が操る筏が流れ、張子の鯉が泳ぎ回る、という演出です。
各校の児童は、はじめに式典会場から少し離れた場所で個別に布の動かし方、間合いの取り方などの練習をしたあと、アトラクション会場に移動、郷土芸能ら大人の出演者と一緒に一連の動きを通しで何度も繰り返しながら一人ひとりの役割を確認していました。
また式典会場へは多くの市民も訪れ、リハーサルの様子や建設されたお野立て所を見学していました。
輸送運行部では当日のバス運行時間や乗降場所、待機所、交通整理の場所の配置や自分の役割を現地で確認確認しました。参加者接遇部では、入場時間や入場時の本人確認のしかた、持ち込みできる物品の種別など確認が行われました。
この日の天気はあいにくの雨模様。実施本部員や出演者らは支給された合羽を着用しての総合リーハサルとなりました。参加者からは、「本番のときは晴れるといいね」などの言葉が各所で聞かれました。
このあと、6月14日に前日リハーサルで最終の確認が行われ15日の本番を迎えることになります。