2008年06月02日
コンテンツ番号2129
新たに70人あまりが通勤で利用
(2008.6.2)
秋田内陸線の利用促進を目的に、内陸線沿線に在住する北秋田市職員が内陸線を利用しての通勤に協力しています。
この取り組みは、存廃が論議されている秋田内陸線の存続をめざして、市民の利用促進を図るために、職員が率先して乗車の機運を盛り上げようとはじめたものです。
6月1日から内陸線を利用して通勤する職員は72人で6ヶ月の定期券やウィークデー乗車券を購入し、自宅の最寄駅から勤務先の市役所本所、各支所・施設等のある最寄り駅まで通勤しています。
内訳は、阿仁地区の職員が32人、森吉地区が16人、合川地区が17人、鷹巣地区が7人。このうち阿仁地区の各駅と鷹巣駅間は13人、森吉地区各駅と鷹巣駅間は8人、合川地区各駅と鷹巣駅間は17人、などとなっています。
久々に内陸線を利用した職員は、「出勤準備で朝は早くなるが駅までの徒歩や車内での会話など仕事前の気分転換になる」と語っていました。また、「ガソリンが値上がりしているので、節約や省エネにもなりタイムリー」という声もありました。
内陸線存続のためには一部の団体の一時的な取り組みではなく、市民による日常的な利用がなければ経営の改善を図ることは困難とみられています。市民の皆様にも、最寄りの駅までの乗り合いを工夫するなどして通院やショッピング、レクリエーションなどに大いに利用していただきたいものです。