2008年06月09日
コンテンツ番号2117
内陸線を活用し、交通事故・少年非行防止を
(2008.6.9)
秋田内陸線の駅舎や車内を利用した交通事故防止・少年非行防止活動の展開を図ろうと、北秋田市遊技場組合(高智明組合長)と北秋田市交通安全母の会(北林カヅ会長)が秋田内陸縦貫鉄道(株)に啓発用のマグネットステッカーなどを贈る贈呈式が6月9日(月)、同鉄道鷹巣駅のプラットフォームで行われました。
贈呈式は、6月9日が「ロック」と読めることから我が家や自転車などのカギを見直す日として制定されたロックの日に合わせて行われたものです。贈呈式には、内陸縦貫鉄道や交通安全母の会、鷹巣・森吉地区少年保護育成協議会委員、北秋田警察署などの関係者ほか、内陸線を利用している高校生ら約30人が参加したほか、全国植樹祭のキャラクター森っち、秋田県警のなまはげもPRに一役買いました。
式では、市遊技場組合の高組合長(53)が内陸縦貫鉄道(株)の竹村寧専務に、「高齢者ドライバーを交通事故から守ろう」「飲酒運転追放」などと書かれたマグネットステッカー28枚を、また、交通安全母の会の工藤正子副会長(64)が手作りの交通安全マスコットを贈呈しました。
寄贈を受けた同鉄道の竹村専務は、「鉄道でも、踏み切り事故など事故防止を図るためには、沿線住民の協力が必要。地域の安全・安心を確立するために、動く広告塔として内陸線を活用してほしい。いただいたステッカーなどは大切に使わせていただきたい」と謝辞を述べました。
贈呈式のあと、青少年保護協議会委員や高校生が午後5時21分鷹巣駅着の内陸線車両に乗り込み、寄贈されたステッカーを車内の壁に貼り付け、乗客に交通事故防止などを呼びかけました。また、贈呈式の前後には、参加した高校生らが利用者にチラシを配布するなどの啓発活動を行いました。