2008年06月10日
コンテンツ番号2029
市道大野台幹線が開通
(2008.6.10)
国道105号線と県立北欧の杜公園を結ぶ市道大野台幹線の道路改良工事がこのほど完了し、6月10日(火)、起点となる松栄集落そばの長野沢地内で開通式が行われ、関係者によるテープカットで開通を祝いました。
同路線は、米内沢字長野沢地内を起点とし、北欧の杜公園を通って上杉字金沢地内を終点とする延長8.1kmの市道。このうち、起点から北欧の杜公園までの区間2.1kmが未整備であったことから、市では、合併後の平成17年度に調査に着手、18・19年度の2カ年計画で整備を進め、19年度繰越によりこの5月、工事が完成したものです。
当初の計画では、市民病院が開院する平成21年度に完成の予定でしたが、地元集落、地権者等の協力により順調に整備が進んだことから、1年早く完成に至った経緯があります。
施工延長は2,103.7mで幅員は6.0m。総事業費は5億3300万円。整備にあたっては、地域の重要なインフラである道路・農道・林道の一体的整備により地域再生を図る国の制度「道(みち)整備交付金事業」を活用し、市の負担は2分の1となっています。
開通式には、岸部市長ほか市の関係者、吉岡議長ほか市議会議員、地元松栄、鶴田、上杉など地元5集落の自治会代表、工事関係者など約40人が出席。式では、はじめに岸部市長が、「関係者の協力で、工事着工から2年という短期間で完成させることができ、植樹祭にも間に合った。天皇皇后両陛下にも御通りいただけるのはまことに光栄なこと。開通によって工業団地、市民病院へのアクセスの利便性が高まる。さらに中岱橋が完成すれば、市を南北につなぐ交通ネットワークが強化され、経済・観光面での活性化につながる。市民の皆様には生活道路としてもできるだけ活用してほしい」、などとあいさつしました。
続いて、赤石光悦建設部長が事業経過を報告、吉岡市議会議長が祝辞を述べたあと、岸部市長、吉岡議長、自治会代表者らでテープカットが行われ、待望の開通となりました。