2008年06月16日
コンテンツ番号2019
歓迎用の花、市民らにプレゼント
(2008.6.16)
市と県では6月16日、全国植樹祭の会場や沿道を飾り参加者を歓迎した花を活用してほしいと市民や各団体にプレゼントしました。
第59回全国植樹祭では、会場の北欧の杜公園や公園に通じる道路沿いに設置した色とりどりの花が、全国からの参加者を気持ちよく迎えました。
市の植樹祭推進室では、6月11日、行幸啓で天皇皇后両陛下がお通りになる北秋田地域振興局から東横町までの歩道に約2千鉢を設置し、町を美しく飾りました。プランターの花は、ベゴニア、マリーゴールド、ペチュニア、ビオラの4種類。
両陛下の歓迎という大きな役目を終えた花を植樹祭終了後も活用してほしいと市内の学校や団体等に無償譲渡を呼びかけたところ、このほど“花の里親”となる団体が決まり、6月16日(月)から希望者への配布が始まりました。
決まった配布先は、「施設を花で飾りたい」と希望した小学校、保育園、福祉施設、自治会など73団体。この日、配布開始の午前10時から、各団体が軽トラックやワゴン車で受付場所の市産業会館前に集合し、道路から回収したプランターを受け取り荷台に積み込んでいました。
一方、 県は植樹祭会場となった北欧の杜公園に設置したポッド入りの花とプランターをプレゼントしました。用意したポッド入りの花は1万3640株、プランターは200鉢。配布会場の南駐車場には千人近い人が訪れ、用意した300枚の整理券もあっという間になくなりました。
当初配布予定だった一人当たり苗2ケース(20ポッド)、プランター2鉢では全員に行き渡らなくなることから、苗は1ケース、プランター1ケースに変更してプレゼント。県の花の配布は17日も行われます。会場は北欧の杜公園南駐車場、時間は午前10時から午後3時まで。
全国植樹祭では、数千本のPR用のぼり旗が沿道に設置されましたが、市の植樹祭推進室には「のぼりに使われている旗の生地を利用したはんてんを作りたいので譲ってもらえないか」、との申し出もあり、推進室では、リサイクル利用という資源の循環が植樹祭の意義にも通じることや、植樹祭の記念になることなどから、この思わぬ発想の申し出を歓迎、市が用意した約2千本分の旗を譲渡することにしています。